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Marketマーケットニュース

◆トランプラリー終了、先食い上昇の巻き戻し始まる

2024.11.18 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,642.91 +107.21
TOPIX 2,711.64 +10.42
グロース250 625.95 +0.72
NYダウ 43,444.99 -305.87
ナスダック総合 18,680.12 -427.53
S&P500指数 5,870.62 -78.55

 

先週末の米国市場は、3指数揃って続落し、ナスダックは▲2%超の大幅安となりました。

 

トランプ・ラリーが一服する中、前日にパウエルFRB議長が「利下げを急ぐ必要が
なくなった」と発言した
ことをきっかけに利下げ期待が後退。

 

さらにこの日はボストン連銀のコリンズ総裁が12月のFOMCでの利下げは未定と発言。

10月小売売上高や11月NY連銀製造業業況指数などの経済指標も強い結果となったことで、
12月の
利下げ確率が低下しました。

 

これを受けて、ダウは一時400ドル安まで下落し、金利に敏感なハイテク株主体の
ナスダック総合は
▲2.24%安と大幅に4日続落となりました。

 

セクター別では公益、金融、不動産が上昇した一方、情報技術、ヘルスケア、
コミュニケーションサービス、
一般消費財などが下落となり、個別銘柄ではアマゾンメタ、
マイクロソフト、アップル、グーグルなどの主力
ハイテク株が下落したことに加え、
エヌビディアも▲3.26%の下げとなりました。

 

またトランプ次期大統領が、ワクチン懐疑派のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏を
米​​保健福祉省長官に
指名したことからダウ採用のアムジェンが▲4.16%、同業のメルクや
モデルナ、イーライ・リリー、ファイザーなど
医薬品関連も売られる展開となりました。

 

 

 

 

 

(日本市場)

先週末の日経平均株価は107円高と4日ぶり反発となり、38,642円で大引けを迎えました。

 

前日の米市場が利益確定売りに押され3指数下落して帰ってきましたが、トランプトレードが
収束に向かうとの見方からグローバルに運用するファンドの資金などが出遅れている日本株に
流入したものと思われ、日本株は3指数揃って反発となりました。

 

ただ週末ということもあって、取引終盤にかけては持ち高調整の売りも出て上げ幅を
縮小させる
展開となっています。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.6兆円と前日とほぼ同水準。
値上がり銘柄は813銘柄(49%)、値下がり銘柄は768銘柄(46%)と拮抗する展開でした。

 

業種別では22業種が値上がりとなり、値上がり上位は海運、鉱業、電気ガス、銀行など。
値下がり上位はサービス、その他金融、非鉄金属などでした。

 

個別銘柄では、6月初旬にエントリーとなったエムアップHDが前日に有料会員数が大きく
増加した
ことを背景に、今期の上方修正を発表し、これが好感され窓を開けて+11%の上昇で
年初来高値
を更新!

 

(エムアップHD)

 

また7月末にエントリーとなって、右肩上がり継続中の東映はこの日も上値追いが続いており、
連日で上場来高値&年初来高値を更新!

 

(東映)

 

さらに8月初旬にエントリーとなったベイカレントも上値追い継続で、こちらも連日の年初来
高値を更新し、上場来高値に肉薄する展開のところまで上がってきています!

 

(ベイカレント)

 

その他、ホシザキ、東映アニメーション、KDDIなどが上値追いの展開となっており、
全体としては
値下がり銘柄数が多い中で、健闘している銘柄も見られる一日でした。

 

目先はトランプラリーの一旦の終了により米市場が売りに押されることで、為替相場は
円安に
傾斜しているものの、ナスダックに連動しやすい日経平均などは軟調地合いを
強いられる可能性
があるかとみています。

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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