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Marketマーケットニュース

◆ダウ、ラッセル2000が史上最高値更新!

2024.11.26 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,780.14 +496.29
TOPIX 2,715.60 +19.07
グロース250 638.18 +3.37
NYダウ 44,736.57 +440.06
ナスダック総合 19,054.84 +51.19
S&P500指数 5,987.37 +18.03
その他のマーケット:https://sekai-kabuka.com/

 

きのうの米国市場は、3指数揃って上昇し、ダウは3日連続で400ドル超の
上昇を果たし、最高値更新となりました。

 

また足元で中小型株の上昇が顕著となっており、小型株で構成される
ラッセル2000も最高値更新となりました。

 

トランプ次期大統領が財務長官に投資家のスコット・ベッセント氏を指名し、
市場では経済に精通している人物の起用により、減税や関税などの税財政を
中心に、経済成長を促す政策に前向きと捉えられたことから、買い優勢の展開。

 

ダウは寄り付き直後から保険のユナイテッドヘルス、新規採用のシャーウィン、
ホームデポ、キャタピラー、マクドナルドなど指数ウェイトの高い銘柄が買われた
ことからギャップアップでスタートし、その後も終始堅調な展開でした。

 

またイスラエルとイランの支援を受けるレバノンの武装組織ヒズボラの停戦を巡る合意が
間近となっていることも地政学リスクの低下(安心感)へとつながった模様です。

 

個別銘柄ではこの日もリゲッティが+58%高と大幅高となったのを筆頭に、量子
コンピュータ関連のクアンタムコンピューティングも+26%高とビットコインの上昇
とともに仮想通過関連だけでなく、量子コンピュータ関連銘柄もマイニングの競争激化
を先行して上昇。

 

その他、フュエルセルエナジーをはじめ、ソーラーエッジ、カナディアンソーラー、サンノヴァ
エナジー、
エンファースエナジー、ジンコソーラー、ファーストソーラーなどのグリーン
エネルギー関連も上昇。

 

半導体関連や主力ハイテク株も上昇となった一方で、EVのテスラ、そして先日好決算を
発表したエヌビディアは揃って下落となりました。

 

 

(日本市場)

週明けの日経平均株価は496円高と大幅続伸し、38,780円で大引けを迎えました。

 

先週末の米市場で景気の先行きが明るいことから景気敏感株が買われダウが連日で
400ドル超の上昇なり、半導体関連はエヌビディアを筆頭にやや軟調だったもののナスダックも
小幅プラスで帰ってきたことを受けて、朝方から買い先行の動きとなりました。

 

日経平均株価は一時700円を超える場面もみられましたが、大引けにかけてやや上げ幅を
縮小させる展開となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で6.5兆円と大商いで値上がり銘柄は744銘柄(45%)、
値下がり銘柄は823銘柄(50%)と指数は大幅高となりましたが、個別で見ると上げ下げ
拮抗する結果でした。

 

業種別では21業種が値上がりとなり、値上がり上位はサービス、保険、医薬品、化学など。
値下がり上位は鉄鋼、非鉄金属、水産農林などでした。

 

個別銘柄では、6月下旬にエントリーとなったバリューHRが需給面で空売りの踏み上げ相場
の様相を呈しており、ショートカバーを巻き込んで+8%弱の上昇で連日の年初来高値&
上場来高値を更新!

 

(バリューHR)

 

また7月末にエントリーとなった東映もバリューHR同様に空売りのショートカバーを巻き込み
こちらも再び年初来高値&上場来高値更新!

 

(東映)

 

さらに9月半ばにエントリーとなった早稲田アカデミーも足元で上値追いが継続しており、
こちらも再度年初来高値を更新!

 

(早稲田アカデミー)

その他、ジャムコ、加藤産業、ホシザキなどが上値を伸ばす展開となっています。
買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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