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◆ハイテク、半導体関連が上昇しナスダックも最高値更新!
2024.12.03 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 38,513.02 +304.99
TOPIX 2,714.72 +34.01
グロース250 641.72 -2.25
NYダウ 44,782.00 -128.65
ナスダック総合 19,403.95 +185.78
S&P500指数 6,047.15 +14.77週明けの米国市場はダウは下落した一方で、ハイテク株中心に買いが入りナスダックが
3週間ぶりに史上最高値を更新、S&P500も連日の最高値を更新となりました。先週末にダウやS&P500種指数が最高値を更新した後、週明けのこの日は
主力株の一角に利益確定の売りが出てダウは軟調な展開。一方、EVのテスラなどの大型ハイテク株に買いが入りナスダックは続伸となりました。
セクター別ではコミュニケーションサービス、一般消費財、情報技術が上昇。
一方で公益、不動産、金融、エネルギーなどが下落しました。個別銘柄では、データセンターのスーパーマイクロコンピュータが経営陣による不正や不祥事の
証拠は見つからなかったと発表があり、+30%弱の大幅高。またEVのテスラは高度運転支援システム「フルセルフドライビング」の最新版を発表したことや、
アナリストによる目標株価を引き上げで+3.5%弱の上昇。前週に引き続きジンコソーラーやマキセオンソーラー、エンファースエナジー、ファーストソーラー
などクリーンエネルギー関連の一角も続伸。
加えて半導体関連も堅調だったほか、メタ、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、アップルなど
主要ハイテク株も揃って上昇し、指数をけん引する格好となりました。(日本市場)
週明けの日経平均株価は304円高と反発し、38,513円で大引けを迎えました。
前週末の米国市場は感謝祭の祝日明けで短縮取引でしたが、ダウ、S&P500が最高値を
更新し、ナスダックも半導体関連が上昇したことで過去の史上最高値付近まで上昇。これを受けて寄り付き直後はプラスからのスタートとなりましたが、米市場に追随できず
ほどなくして失速しマイナス圏へと沈みました。マイナスに転じた後は一時250円程度下げ幅を拡大させる場面がありましたが、その後
厚労省がGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)を通じて運用する利回りを
現在よりも0.2%引き上げる方針が明らかとなり、日本株への投資ウェイトが高まるとの
見方が広がり、急速にマイナス幅を縮小。
後場に入るとさらに上げ幅を拡大させ300円高で取引終了となりました。プライム市場の売買代金は概算で約4.0兆円。
値上がり銘柄は1066銘柄(64%)、値下がり銘柄は512銘柄(31%)と値下がり数
の2倍の銘柄が上昇しました。業種別では32業種が上昇となり、ほぼ全面高。値上がり上位は保険、銀行、非鉄金属、
証券など。値下がりは小売のみでした。個別銘柄では、7月末にエントリーとなったダイドーGHDが4連騰で本日も+3.0%の上昇となり
連日で年初来高値を更新!(ダイドーGHD)
また6月下旬にエントリーとなったダイセキ環境Sも本日+3%弱の上昇で年初来高値に肉薄
する展開!(ダイセキ環境ソリューション)
さらには9月初旬にエントリーとなった長谷工コーポレーションも上値追いが継続しており、
終値ベースで年初来高値を更新!(長谷工コーポレーション)
その他、セーレン、しまむら、阿波銀行、東レ、ニッコンHD、ホシザキ、寿スピリッツなどが上値
追いを鮮明化させ、今後に期待の持てる展開となっています。買われた方、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。