参加者限定!特典プレゼント!

無料セミナー日程を確認

Marketマーケットニュース

◆来年の利下げペース鈍化で米市場大幅安

2024.12.19 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 39,081.71 -282.97
TOPIX 2,719.87 -8.33
グロース250 635.85 +0.41
NYダウ 42,326.87 -1,123.03
ナスダック総合 19,392.69 -716.37
S&P500指数 5,872.16 -178.45

 

きのうの米国市場はFOMC後の結果を受けて3指数揃って大幅な下落となりました。


注目のFOMCでは市場の想定通り0.25%の追加利下げが実施されましたが、同時に

公表されたFOMCメンバーによる政策金利見通しでは、来年の0.25%の利下げ回数が
2回となり、前回9月に公表された4回から半減したことにより、利下げペースの鈍化
から米長期金利が上昇。

 

4.3%台後半で推移していた金利は4.5%台まで急上昇したことから、株式の割高感が
意識されてハイテク株を中心に売りが広がる展開となりました。

 

ダウは50年ぶりの10日続落となり▲2.5%の下落、ナスダックは▲3.5%の下落と
なりました。

 

セクター別では11業種すべてが下落となり、一般消費財、不動産、コミュニケーション
サービス
の下げが大きく、個別銘柄ではEVのテスラが▲8%超の下げとなり、半導体チップ
関連の
マーベルテクノロジーも▲6%安となったほか、ユニティソフトウェア、データ
ストレージ、
Uiパス、パロアルトネットワークス、ドキュサインなど大小幅広いソフトウェア
関連も揃って下落。

 

金利が上昇したことでニューモントやバリックゴールド、フリーポートマクモランなどの
産金関連も
下落し、マイクロソフト、グーグル、メタ、アップル、アマゾンなど
主力ハイテク株も揃って下落
となりました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は282円安で4日続落となり、39,081円で大引けを迎えました。

 

前日の米市場で3指数揃って下げて帰ってきたこともあり、日本市場も朝方から売り優勢
の展開でのスタートとなり、この日の夜に控えているFOMCの結果を見極めたいとの見方も
強く、グローバルマネーが入っている大型株を中心に軟調な展開となりました。

 

ただ、為替などの影響の少ない内需の多いTOPIXは一時プラス圏で推移する場面もみられ、
グロース250に関しては小幅ながらプラスで取引を終えました。

 

プライム市場の売買代金は概算で約4.1兆円。
値上がり銘柄は587柄(35%)、値下がり銘柄は994銘柄(60%)と前日に引き続き、
6割の銘柄が値下がりとなりました。

 

業種別では10業種が上昇となり、値上がり上位は輸送用機器、電気ガス、その他金融など。
値下がり上位はその他製品、サービス、情報通信、小売などでした。

 

個別銘柄では、この日は日米の金融政策イベントを控えていることもあって、持ち高調整の
動きも強く、年初来高値を更新する銘柄はありませんでした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/

 

◆X(Twitter)
https://twitter.com/manakabu

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

無料セミナーの詳細はこちら

ページトップへPAGE TOP