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Marketマーケットニュース

◆ダウ11日ぶり反発も金利が重し

2024.12.20 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,813.58 -268.13
TOPIX 2,713.83 -6.04
グロース250 630.85 -5.00
NYダウ 42,342.24 +15.37
ナスダック総合 19,372.77 -19.92
S&P500指数 5,867.08 -5.08

 

きのうの米国市場は11日ぶりにダウが反発、ナスダックは小幅続落となりました。

 

FOMC後、来年の追加利下げに慎重な姿勢が見られたことで、前日のダウは
1123ドル安と2年3か月ぶりの大幅安となり、10日続落で3000ドル弱下落していた
こともあって、この日は自律反発の動きも見られました。

 

ただこの日も米長期金利が徐々に上昇していき、4.56%まで上昇したことを
きっかけに、
ダウは徐々に上げ幅を縮小させ取引終了。

ナスダックも朝方はプラスで推移していましたが、金利の上昇が重しとなり、
取引終盤
ではマイナス圏に沈む展開で小幅続落となりました。

 

セクター別では公益、金融、情報技術などが上昇する一方で、不動産、素材、
エネルギーなどが下げました。

 

個別銘柄では、先月下旬から始まった年末商戦もいよいよ佳境を迎えつつあり、
全米小売業協会が予想した以上に買い物客数が増えているとの観測もあって、
アパレルのアバクロが+6%弱の上昇。

 

百貨店大手のノードストロームも+5%の上昇となったほか、アナリストが
投資判断を
引き上げたウェブ会議システムのズームコミュニケーションズも+2.5%の上昇。

 

またパランティア、データストレージ、ドキュサイン、オラクルなどソフトウェア
関連の一角も
反発となり指数をけん引。

 

一方で、業績見通しが下振れとなった半導体のマイクロンテクノロジーが▲16%安と
急落。マイクロンを主要顧客とする半導体製造装置のラムリサーチも▲5%超の大幅安
となり、アプライド・マテリアルズやKLAなどその他半導体関連も続落しました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は268円安で5日続落となり、38,813円で大引けを迎えました。

 

ことし最後のFOMCでは0.25%の追加利下げが予定通り実施されたものの、同時に公表
された来年以降の政策金利見通しでは、9月時4回の利下げだったところから2回の利下げに
利下げ見通しのペースが鈍化したことを受けて、米市場では長期金利が上昇。

 

すでに高値圏を推移していた米市場に割高感が台頭し冷や水を浴びせる展開で3指数
揃って大幅な下げで帰ってきたことから日本市場も朝方から売り優勢でのスタートと
なりました。

 

ただ米市場に比べて出遅れている側面や、この日の昼間に公表された日銀金融政策
決定会合では金利据え置きとの報道が入ると、一時700円超の下落をしていた日経平均
株価は200円安のところまで下げ幅を縮小させる動きが見られました。

 

もっとも、引け後に予定されている上田日銀総裁の会見を控えていることから積極的に
上を買う動きは続かず、下げ幅を縮小させたものの終始マイナス圏での推移となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で約4.2兆円。
値上がり銘柄は770柄(46%)、値下がり銘柄は813銘柄(49%)と売り買い拮抗。

 

業種別では9業種が上昇となり、値上がり上位は海運、銀行、保険など。
値下がり上位は電気ガス、不動産、非鉄金属、証券などでした。

 

個別銘柄では、この日も引き続き日米の金融政策イベントの通過待ちで様子見姿勢が
強く、引け後に日銀総裁の会見も控えていることから年初来高値を更新する銘柄は
ありませんでした。

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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