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◆米市場、金利低下で大幅続伸
2024.12.25 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 39,036.85 -124.49
TOPIX 2,727.26 +0.52
グロース250 630.12 -0.04
NYダウ 43,282.34 +375.39
ナスダック総合 20,031.13 +266.24
S&P500指数 6,040.04 +65.97きのうの米国市場はクリスマスのため午後1時までの短縮取引でしたが、3指数揃って
上昇し、ナスダック、S&P500はそれぞれ+1%超の大幅続伸となりました。FRBによる来年以降の利下げペースの下方修正の影響もあって、米長期金利が
一時4.6%台まで上昇となったものの、そこからピークアウトし、金利が低下したことを
背景にダウ、ナスダックともに上げ幅を拡大していく展開で薄商いの中、大幅高
続伸となりました。セクター別では11業種すべてが上昇し、一般消費財、金融、情報技術などが
値上がり上位。個別銘柄では、EVのテスラが+7%超の大幅高となったほか、足元で下落していた
ビットコインが反発したことからマイクロストラテジーも+8%弱の上昇。
その他、コインベース、ビットフフ、ライオット、ビットファームズ、ビットデジタル、
マラソンデジタル、クリーンスパークなど暗号資産関連が上昇。金利の上昇から金融株が堅調で、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、シティ、
JPモルガン、ウェルズファーゴ、ブラックロック、バンカメなどがそろって上昇となりました。(日本市場)
きのうの日経平均株価は124円安の反落で、39,036円で大引けを迎えました。
前日の米国市場が3指数揃って上昇して帰ってきたことで寄り付き直後の日本株も
買い優勢の展開でのスタートとなりました。ただ39,000円前後では上値を追う動きも乏しく、今晩の米市場ではクリスマスのため、
短縮取引でもあることもあって、プラス圏からすぐにマイナス圏へと沈み、プラス圏で
推移したのは朝方のみでその後はマイナス圏での推移となりました。プライム市場の売買代金は概算で約3.0兆円とここ数日と比較すると薄商い。
値上がり銘柄は745柄(45%)、値下がり銘柄は817銘柄(49%)と売り買い拮抗。業種別では18業種が上昇となり、値上がり上位は海運、電気ガス、輸送用機器など。
値下がりしたのは非鉄金属、サービス、情報通信などでした。個別銘柄では、9月初旬にエントリーとなったセーレンが再び足元で上値追いを強めて
きており、年初来高値を更新!(セーレン)
また同じく9月初旬にエントリーとなったしまむらが好決算と好調な月次売上高を背景に
上値を伸ばし、直近高値を更新!(しまむら)
その他薄商いの中、ダイヘン、フランスベッドHD、愛三工業、イトーキなどが上値を追う
展開となりました。買われていた方、おめでとうございます!
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投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。