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◆ビットコイン10万ドル回復し、関連銘柄買われる
2025.01.07 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 39,307.05 -587.49
TOPIX 2,756.38 -28.54
グロース250 634.71 -9.47
NYダウ 42,706.56 -25.57
ナスダック総合 19,864.98 +243.30
S&P500指数 5,975.38 +32.91週明けの米国市場は、ダウ反落、ナスダックは半導体関連が積極的に買われた
ことから続伸となりました。一部メディアがトランプ次期大統領が関税政策の実施において、対象品目を
予想よりも限定的なものにする可能性があるとの報道があり、これが追い風と
なりました。これを受けて、ダウ、ナスダックともに朝方は堅調に推移していましたが、その後
トランプ氏はこれを否定すると取引終盤にかけて上げ幅を縮小させダウは
マイナス圏へと沈み、ナスダックは上げ幅縮小となりました。セクター別ではコミュニケーションサービス、情報技術、素材などが上昇する一方で、
不動産、公益、生活必需品などが下げました。個別銘柄では、ビットコインが今月20日のトランプ次期大統領就任へ向けてか
再び10万ドル台に回復したことを受けて、関連のマイクロストラテジー、コインベース、
クリーンスパーク、ビットデジタル、ビットフフ、マラソンデジタル、ライオットなどが
軒並み上昇。また半導体関連銘柄も買われダウ採用ではエヌビディアが上昇したほか、
マイクロン・テクノロジーも+10%高、AMSL+7.5%、STマイクロ+7.3%、
TSMC+5.5%、KLA+5.0%、英アーム+4.5%など幅広く買われました。(日本市場)
大発会の日経平均株価は587円安と500円超の下げから2025年スタートとなり、
39,307円で大引けを迎えました。米国市場は1月1日のみ休場でマーケットは動いていまして、先週末ば米市場が3指数
揃って上昇で帰ってきましたが、その前に下落調整していたこともあって、日本市場は
利益確定売りからのスタートとなりました。朝方は一瞬プラスの場面も見られましたが、時間経過とともに徐々に下げ幅を拡大
させていき、一時600円超の下げとなり、引け前にやや下げ幅を縮小するもほぼ
安値圏で取引終了となりました。プライム市場の売買代金は概算で約4.5兆円。
値上がり銘柄は357柄(21%)、値下がり銘柄は1243銘柄(75%)と8割弱の
銘柄が値下がりとなりました。業種別では5業種が上昇となり、値上がり上位は鉱業、海運、石油石炭など。
値下がり上位は輸送用機器、小売、サービス、その他製品などでした。個別銘柄では、11月半ばにエントリーとなった三陽商会が逆行高で年末から続伸し、
1年来高値を更新!(三陽商会)
また8月下旬にエントリーとなった愛三工業も昨年12月から上値追いが続いており、
1年来高値&上場来高値を更新!(愛三工業)
その他、リソルHD、サンワテクノス、リコーリース、セイコーG、セガサミーHDなどが
指数の下落の影響を受けず逆行高で上値追いの動きを強める展開となりました。
買われていた方、おめでとうございます!年始めとなりますので、エントリーとなった銘柄で年初来高値を更新した銘柄を
こちらでご紹介するとほとんどがそうなってしまいますので、今年度末あたりまでは
年初来ではなく、過去1年来で高値を取った銘柄を紹介していきたいと思います。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。