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Marketマーケットニュース

◆米雇用統計強く、金利上昇が重し

2025.01.14 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 休場
TOPIX 休場
グロース250 休場
NYダウ 42,297.12 +358.67
ナスダック総合 19,088.10 -73.53
S&P500指数 5,836.22 +9.18

 

週明けの米国市場はダウは上昇、ナスダックは下落と指数まちまちの
展開でした。

 

先週末に公表された12月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想
16.0万人に対して、25.6万人増となり、失業率も4.2%予想に対して、4.1%と
予想以上に強い内容だったことからFRBによる年内の利下げ期待が後退。

 

これにより先週末のダウは700ドル下げる格好となりましたが、週明けは自律反発
狙いの買いが入りダウは堅調に推移。

 

一方ナスダックは、利下げ期待の後退による金利上昇が重石となり軟調な展開
でした。

 

加えてバイデン政権がAI向け先端半導体の輸出規制を強化すると発表したこと
から半導体株の一角が売られ、ナスダックは一時▲2%弱値下がりする場面も
みられましたが、取引終盤にかけて下げ幅を縮小させました。

 

セクター別ではエネルギー、素材、ヘルスケアなどが上昇した一方で公益、情報技術、
コミュニケーションサービスなどが下落しました。

 

個別銘柄では、バイデン政権が新日鉄とUSスチールの取引阻止命令の執行を
延期することが決定し、これが安心材料となりUSスチールは+6%の上昇。

 

また米政府が民間の健康保険への支払いを増やす計画を発表したことから
ユナイテッドヘルスも+4%の上昇となり、アナリストが投資判断を引き上げた
キャタピラーも買われ、ユナイテッドヘルスとキャタピラーの2銘柄でダウ指数を
200ドル近く押し上げました。

 

一方、先端半導体の輸出規制強化の動きを嫌気してエヌビディアが下落と
なったほか、エヌビディアの先端チップ向けにメモリを供給しているマイクロンテクノロジー
も大幅安となり、エヌビディアを主要顧客とする半導体受託製造最大手の
TSMCも下落したことなどからナスダックの重しとなりました。

 

 

(日本市場)

きのうは成人の日のため休場でした。

 

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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