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Marketマーケットニュース

◆米CPI無事通過もトランプ就任や決算控え反落

2025.01.17 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,572.60 +128.02
TOPIX 2,688.31 -2.50
グロース250 629.86 -1.25
NYダウ 43,153.13 -68.42
ナスダック総合 19,338.29 -172.94
S&P500指数 5,937.34 -12.57

 

きのうの米国市場は3指数揃って反落となりました。

前日は12月の米CPIの結果がインフレを示さなかったことへの安心感から大幅高
となりましたが、きのうはその反動もあってか利益確定売りも出る展開でした。

 

インフレの落ち着きへの期待もあって、米長期金利は4.6%台前半まで低下する
動きがみられましたが、重要イベントとして20日にトランプ次期大統領の就任式、
今月下旬より米国の決算発表ラッシュが控えていることなどから積極的な買いが
手控えられて3指数とも反落して取引終了。

 

セクター別では公益、不動産、工業、素材、エネルギーなどが上昇した一方で、
情報技術、コミュニケーションサービス、一般消費財が下落しました。

 

個別では、台湾のTSMCが好決算を発表したことで+4%弱の上昇。
これを契機にアプライドマテリアルズ、KLA、ラムリサーチ、ASMLなど幅広い
半導体関連が上昇。

 

また金融株が決算をスタートさせていますが、この日はモルガン・スタンレーが決算を
発表し、売上利益ともに市場予想を上回ったことが好感されこちらも+4%の上昇。

 

その他、パロアルトネットワークス、パランティア、ロブロックスなど
ソフトウェア関連の
一角も上昇となりました。

 

一方で、この日発表した決算で売上高が予想を下回ったユナイテッドヘルスが
▲6%の大幅安。

 

アップルは中国での2024年のiPhoneの出荷台数が17%減少したことが嫌気され、
▲4%の下落となったほか、テスラ、エヌビディア、グーグル、アマゾンなど主力株も
下落し、指数の重しとなりました。

 

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は128円高と6日ぶり反発し、38,572円で大引けを
迎えました。2025年に入って、これでプラス引けとなった日は1/7ときのう16日の
2日間となりました。

 

前日、米市場では12月のCPI(消費者物価指数)が公表され、市場予想と
ほぼ一致、食品とエネルギーを除くコア指数においては前年同月比が予想を下回り、
過度なインフレへの警戒感が薄れたことで米市場は3指数揃って大幅高。

 

これを受けて日本株も朝方は買い優勢の展開でのスタートとなりました。
日経平均株価は一時500円弱上昇する場面も見られたものの、その買いも
持続性に乏しく、後場に入ると一時マイナス圏に沈む場面まで値下がり。
引けにかけて再びプラス転換し、なんとかプラス引けとなりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.1兆円。
値上がりは610銘柄(37%)、値下がりは968銘柄(58%)と指数はかろうじて
6日ぶり反発となりましたが、値下がり銘柄数の多い一日でした。

 

業種別では18業種が値上がりし、値上がり上位は証券、石油石炭、サービス業など。
値下がり上位は海運、空運、輸送用機器などでした。

 

個別銘柄では、昨年5月半ばにエントリーとなったジャムコが前日に引き続き米ベイン
キャピタル系のファンドによる1株1800円のTOB価格にサヤ寄せする形で続伸し、
1年来高値を更新!

 

(ジャムコ)

 

また昨年8月初旬にエントリーとなったベイカレントが連日の大幅反発の動きで、
1年来高値を更新!

 

(ベイカレント)

 

その他、ゲオHD、寿スピリッツ、百五銀行、瑞光、SFPなどが上昇しました。
買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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