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Marketマーケットニュース

◆FOMC前に利益確定売り進み米市場反落

2025.01.27 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 39,931.98 -26.89
TOPIX 2,751.04 -0.70
グロース250 640.72 +15.99
NYダウ 44,424.25 -140.82
ナスダック総合 19,954.30 -99.38
S&P500指数 6,101.24 -17.47

 

先週末の米国市場は3指数揃って反落となりました。

 

前週、ダウは月曜日の連休を除いて火~木の3日間で1000ドル超の上昇と
なっていたこともあって、短期的な利益確定売りに押される展開で反落と
なりました。

 

また今週は29日にFOMCを控えており、今回は政策金利を据え置くと市場では
みられていますが、トランプ大統領が正式就任後、初のFOMCということもあって、
今後の金融見通しについてパウエル議長が会見でどのようなコメントを
するのかにも注目されるため、持ち高を調整する動きが出やすい一日でした。

 

セクター別ではコミュニケーションサービス、公益、生活必需品などが上昇。
情報技術、エネルギー、一般消費財などが下落しました。

 

個別ではノボ ノルディスクの肥満治療の次世代注射薬の初期段階試験の結果、
36週間で患者の体重を22%減少させることに成功できたと発表。
これを受けて同社株は+7%超の上昇。

 

また就任当初に警戒されていた他国からの輸入関税が実施されなかったこと
からピンドゥやJDコム、バイドゥ、アリババといった中国関連株がそろって上昇。
ハイテク株ではメタが今週の決算を控えており決算期待で買われ、上場来
高値を更新。

 

一方で、足元で持ち直しの動きが見られていた半導体のテキサスインスツルメンツ、
インテル、エヌビディア、英アーム、アプライドマテリアルズ、ラムリサーチ、ASML、
STマイクロ、マーベル、KLAなどが利益確定で売られSOX(半導体指数)も
▲2%弱の下落となりました。

 

 

 

(日本市場)

先週末の日経平均株価は26円安と5日ぶり反落となりました。

 

週末に日銀会合があり、市場の見立て通り、0.25%から0.50%への追加利上げが
実施されました。

 

市場予想ではすでに織り込まれているとの観測で、影響はないといわれて
いましたが、実際にはその手前から大きく上昇していたこともあって、
「噂で買って事実で売り」の動きから利益確定売りが出るようになり、プラス圏に
あった日経平均株価はマイナスへ転じると一時100円超の下落となる場面も
みられました。

 

ただその後は落ち着きを取り戻し、植田日銀総裁の会見もあることから下げ幅を
縮小させたものの引け値ではプラス圏への回復とはなりませんでした。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.5兆円と前日に続き大商い。
値上がりは1044銘柄(63%)、値下がりは516銘柄(31%)と指数は
反落しましたが、値上がり銘柄が多い一日でした。

 

業種別では20業種が値上がりし、値上がり上位はその他製品、海運、証券、
サービスなど。値下がり上位は輸送用機器、石油石炭、ガラス土石などでした。

 

個別銘柄では、昨年5月上旬にエントリーとなったニッコンHDが+6.5%の
大幅高で1年来高値&上場来高値を更新!

 

(ニッコンHD)

 

また昨年11月半ばにエントリーとなった三菱ロジネクストも押し目から再び上値追い
の動きが強まり、こちらも1年来高値&上場来高値を更新!

 

(三菱ロジネクスト)

 

その他、丸井グループ、ベイカレント、住友不動産、アマダ、日本農薬、
キッツ、ホソカワミクロン、図研、カナデビア、アゴーラHG、テクノプロHDなどが
上値追いを鮮明化させる展開となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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