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Marketマーケットニュース

◆Deep Seekショック落ち着き半導体の一角反発

2025.01.29 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 39,016.87 -548.93
TOPIX 2,756.90 -1.17
グロース250 647.71 +8.81
NYダウ 44,850.35 +136.77
ナスダック総合 19,733.59 +391.76
S&P500指数 6,067.70 +55.42

 

きのうの米国市場はダウは続伸、ナスダックは反発し、3指数揃って上昇
となりました。

 

前日、中国の新興企業Deep Seekが低コストで高性能のAIを開発し、
AI開発に巨額投資を行っている企業のAI向け投資が縮小するとの見方から
エヌビディアが▲17%下落していましたが、この日は反発し、投資家心理が
落ち着きました。

 

一方で、29日にはFOMCの結果が公表され、トランプ大統領は27日に
「半導体や医薬品、鉄鋼製品などへの関税を引き上げる」と表明。
輸入品に対する一律関税については2.5%よりも「大幅に高く」設定したいとの
考えを示しており、どれくらい税率を引き上げるかそれ次第では相場の重し
となる可能性もあります。

 

セクター別ではきのう大きく売られた情報技術の反発をはじめコミュニケーション
サービス、一般消費財が上昇。
生活必需品、公益、不動産などは売られました。

 

個別銘柄では開発コストが下がることでAIの普及による恩恵を受けるとの見方
からアップルやセールスフォースが上昇。

 

またこの日はソフトウェア関連が好調で、Uiパスが1+10%超、クラウドストライクも
+9%超の上昇となり、ユニティソフトウェアやデータドッグは+7%弱の上昇。
パランティア、ドキュサイン、パロアルトネットワークス、ロブロックスなども上昇。

 

前日に大きく売り込まれていた半導体はエヌビディアをはじめブロードコム、
TSMC、マーベルテクノロジーズ、アームなどは上昇、一方でマイクロンテクノロジー、
インテル、STマイクロ、ラムリサーチ、アプライドマテリアルズ、ASMLなどは
続落しており、明暗分かれる展開となっています。

 

さらに決算発表を行ったGMや防衛関連のロッキードマーティンは市場予想を
上回る結果となったものの25年の見通しが慎重ということもあってそれぞれ
▲10%弱の下落となりました。

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は548円安と続落し、39,016円で大引けを迎えました。

 

週明けより日米市場でDeep Seekショックと呼ばれる中国の新興企業の
生成AIがこれまでの先端半導体のゲームチェンジャーになり得るかもしれないという
不透明要因から米国ではエヌビディアをはじめ多くの半導体関連、日本でも
アドバンテスト、東京エレクトロン、先日スターゲイト計画で脚光を浴びたソフトバンク
グループなどが売られ指数の重しとなりました。

 

この決着にはしばらく時間がかかるとみており、今後の日米の半導体関連は
中国企業の台頭というヘッドラインで売られ、米国先端半導体がやはり
生成AIの成長には必須というヘッドラインで買い直されるという動きが
当面続くとみています。

 

プライム市場の売買代金は概算で5.0兆円と大商い。
値上がりは1093銘柄(66%)、値下がりは511銘柄(31%)と指数は
続落していますが、前日に引き続き値上がり銘柄の方が多い一日でした。

 

業種別では16業種が値上がりし、値上がり上位はその他製品、銀行、不動産など。
値下がり上位は非鉄金属、ガラス土石、電気機器などでした。

 

個別銘柄では、昨年8月下旬にエントリーとなった東宝が下落調整を経て、再び
上昇基調に入り、足元で上値追いの展開が続いており、再び1年来高値&
上場来高値を更新!

 

(東宝)

 

また昨年12月初旬にエントリーとなったセイコーGも足元で上昇が継続しており、
1年来高値&上場来高値を更新!

 

(セイコーG)

 

さらには昨年8月初旬にエントリーとなったベイカレントも逆行高で続伸し、連日の
1年来高値、そして上場来高値をも更新となりました!

 

(ベイカレント)

 

その他、KDDI、丸井グループ、ニッコンHDなども続伸し、1年来高値を更新した
ほか、住友不動産、電通総研、エムアップHD、東映、千葉銀行、武蔵野銀行、
クリエイトレストランツHD、ホソカワミクロン、テクノプロHD、塩野義製薬、日本農薬、
バンダイナムコHD、小森コーポレーション、百五銀行、図研、日本光電工業、USS
など枚挙に暇がないほど数多くの銘柄が上値追いの展開となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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