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◆金利据え置きも声明文の変化で米市場動揺、パウエル議長は否定

2025.01.30 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 39,414.78 +397.91
TOPIX 2,775.59 +18.69
グロース250 655.99 +8.28
NYダウ 44,713.52 -136.83
ナスダック総合 19,632.32 -101.27
S&P500指数 6,039.31 -28.39

 

きのうの米国市場は3指数揃って反落となりました。

 

きのうはFOMCがあり、市場の予想通りFRBは政策金利の据え置きました。
ただし、声明文から「インフレ率が2%の目標に向けて進展してきた」との文言が
削除されたことから金融政策の先行き不透明感が意識され、ダウは一時300ドル
弱の下落、ナスダックも250ポイントほど下げる場面がありました。

 

その後のパウエルFRB議長の記者会見では、「文言の削除に政策的な
意図はなく、政策金利は十分に引き締め的だとの考えを改めて強調」
これを受けて、安心感が広がり、引けにかけて下げ幅を縮小させる展開と
なりました。

 

セクター別ではコミュニケーションサービス、生活必需品、公益などが上昇。
一方で、不動産、情報通信、ヘルスケアなどが下落となりました。

 

個別銘柄では、第1四半期決算を発表したスターバックスが売上利益ともに
市場予想を上回り、+8%の上昇。

同様に好決算で通信のTモバイイルUSも+6%超の上昇となったほか、
オランダの半導体製造装置ASMLも新規受注が伸びたことで売上利益
ともに市場予想を上回り、+5%超の上昇となりました。

 

このASMLの好決算をきっかけにアプライドマテリアルズ、ラムリサーチ、KLA
などほかの半導体製造装置メーカーも上昇。

 

一方で、トランプ大統領がエヌビディアの中国向け販売規制の強化を検討
していると伝わったことから同社株は▲4%の下落となりました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は397円高と反発し、39,414円で大引けを迎えました。

 

前日の米市場ではDeep Seekショックが落ち着き、エヌビディアをはじめ複数の
半導体関連銘柄が買い直されたことから日本市場でもやや安心感が広がり、
アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクGなどの半導体関連が反発し、
指数の押し上げに寄与しました。ただDeep Seekに関しては情報も少なく、
今後もこの手のヘッドラインで一喜一憂する相場展開にはなるものと思われます。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.5兆円と引き続き大商い。
値上がりは856銘柄(52%)、値下がりは742銘柄(45%)と指数は
大きく反発しましたが、値下がりも半分近い一日でした。

 

業種別では24業種が値上がりし、値上がり上位は電気機器、非鉄金属、証券など。
値下がり上位は鉱業、医薬品、化学などでした。

 

個別銘柄では、ここ毎日ですが昨年8月初旬にエントリーとなったベイカレントが
この日も大きく続伸し、連日の1年来高値、そして上場来高値を更新!

 

(ベイカレント)

 

また昨年12月半ばにエントリーとなった図研も足元で上昇が継続しており、
1年来高値&上場来高値を更新!

 

(図研)

 

さらには昨年5月初旬にエントリーとなったニッコンHDも続伸し、連日の1年来高値、
上場来高値更新となりました!

 

(ニッコンHD)

 

その他、バンダイナムコHD、セイコーG、東宝、エムアップHD、丸井グループなども
続伸し、
1年来高値を更新したほか日本農薬、クリレスHD、百五銀行、伊藤忠食品、
SFP、
日本道路、カナデビア、小森コーポレーション、タクマ、小松製作所、USS、
テクノプロHD、山陰合同銀行、四国銀行、東レ、飯田グループHD、住友不動産、
リソルHD、シグマクシスHD、北洋銀行、愛三工業、トーホーなどこの日も数多くの
銘柄が半数の銘柄が値下がりする中、上値追いの展開となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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