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◆2月1日トランプ関税で米市場反落
2025.02.03 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 39,572.49 +58.52
TOPIX 2,788.66 +6.73
グロース250 650.67 -1.93
NYダウ 44,544.66 -337.47
ナスダック総合 19,627.44 -54.31
S&P500指数 6,040.53 -30.64
その他のマーケット:https://sekai-kabuka.com/先週末の米国市場は、3指数揃って反落となりました。
朝方発表されたFRBが物価指標として注視している12月のPCE(個人消費支出)
は、前月比、前年同月比ともに予想と一致し無事通過。
加えて好決算を発表したアップルの上昇などを追い風に上昇してスタートとなりました。
しかしその後、トランプ大統領が2月1日よりカナダ、メキシコ、中国などへの追加関税
を課すとの報道が出たことから失速。ダウは朝方に172ドルまで上昇し、史上最高値付近まで肉薄していましたが、関税
実施の報道が出たことで、マイナス圏に沈み、取引終盤にかけて下げていく展開
となりました。セクター別ではコミュニケーションサービス、一般消費財のみが上昇。残りの9業種は
下落しました。個別銘柄では医薬品のアッヴィが売上利益ともに市場予想を上回る決算を発表
し、+5%弱の上昇。
同様に好決算を発表した原油サービスのベーカーヒューズも+3.5%の上昇となった
ほか、英アーム、ブロードコム、マーベル、クアルコム、TSMC、ラムリサーチなど半導体
の一角も上昇。ダウ採用銘柄では26銘柄が下落、冴えない決算結果からエネルギー関連の
シェブロンが▲4.5%となったほか、エヌビディアも▲4%超の下落、シャーウィン、
ナイキ、ボーイング、3M、IBMなどが軒並み下落したことで指数の重しとなりました。(日本市場)
先週末の日経平均株価は58円高と小幅続伸し、39,572円で大引けを迎えました。
前日の米市場が3指数揃って上昇して帰ってきたことや、特にラムリサーチが好決算を
発表したことで国内でも半導体関連が買われる動きとなり、東京エレクトロン、ソフト
バンクGなどが上昇し、指数を押し上げ。プライム市場の売買代金は概算で4.6兆円と前日とほぼ同じ大商い。
値上がりは606銘柄(36%)、値下がりは976銘柄(59%)と一部の指数ウェイト
の高い銘柄が買われたことで指数は上昇したものの値下がり銘柄数の方が多い
一日でした。業種別では17業種が値上がりし、値上がり上位は証券、非鉄金属、海運など。
値下がり上位はその他製品、ゴム製品、サービスなどでした。個別銘柄では、昨年5月初旬にエントリーとなった電通総研が前日に引き続き
上値追い継続で+3%弱の上昇となり、連日で1年来高値&上場来高値を更新!(電通総研)
また昨年8月下旬にエントリーとなった愛三工業も続伸し、連日の1年来高値、
上場来高値を更新!(愛三工業)
さらには昨年4月下旬にエントリーとなった東レも足元で上値追いが継続しており、
高値もみ合いの中、1年来高値更新となりました!(東レ)
その他、豊田合成、北洋銀行、小松製作所、ほくほくフィナンシャル、
武蔵野銀行、百五銀行、東邦銀行、日本農薬、四国銀行、山陰合同銀行、
千葉銀行、ふくおかフィナンシャルグループ、カナデビア、早稲田アカデミー、
などこの日は銀行系が揃って上値追いの展開となりました。買われていた方、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。