Marketマーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価　39,461.47 +497.77
TOPIX　2,765.59 +32.26
グロース250　687.45 -5.21
NYダウ　44,711.43 +342.87
ナスダック総合　19,945.65 +295.70
S&P500指数　6,115.07 +63.10

きのうの米国市場は、ダウは反発、ナスダックは続伸し3指数揃って上昇しました。

前日の1月の米CPIの発表に続き、きのうは１月の米PPI（生産者物価指数）
が発表されましたが、CPI同様に前月比、前年同月比ともに市場予想を上回る
結果となり前回１２月の数字からも上振れる内容となりました。

ただ医療関連など一部の項目は低下しており、今月下旬に発表される1月の
PCE（米個人消費支出）が大幅に伸びるとの懸念が和らいだことで米長期
金利は4.5%台前半に低下。

これを受けて、株式の相対的な割高感が薄れ、ハイテク株の多いナスダックを
中心に上昇となりました。

セクター別では１１業種すべてが上昇し全面高となり、素材、一般消費財、
情報技術などが買われました。

個別銘柄では、インテルが+7％超の上昇で続伸となったほか、ソーラーエッジ、
マキセオンソーラー、フューエルセルエナジー、ジンコソーラーなど
クリーンエネルギー関連の一角が揃って上昇。

エヌビディアをはじめ、マイクロンテクノロジー、ASMLやラムリサーチ、KLA、
アプライドマテリアルズなど半導体関連も上昇し、クラウドストライク、ロブロックス、
Uiパス、ユニティソフトウェア、パロアルトネットワークスなどのソフトウェア関連も
好調でした。

一方でソフトウェア関連のデータドッグは25年の売上、利益ともに市場予想を下回る
見通しと発表したことから▲8％超の下げとなり、ノースロップグラマンやロッキード
マーティン、RTX（旧レイセオン）など防衛関連も軟調でした。

（日本市場）

きのうの日経平均株価は497円高の39,461円で大引けを迎えました。

前日に1月の米CPIが発表され、結果は予想も前月も上回る結果となったことから、
年内2回の利下げが修正、後退する懸念が台頭し、米市場はマイナスからのスタート
となり、ダウはそのまま反落。ナスダックはマイナス圏から脱し小幅プラスで帰ってきました。

米国ではインフレの長期化による金利高止まりの警戒感がくすぶり、米長期金利が
4.6％台まで上昇したことで為替相場ではドル円が154円台まで円安に振れたこと
から外需関連を中心に見直し買いが入る展開となり、日経平均株価は大幅高
となりました。

プライム市場の売買代金は概算で約5.0兆円と前日に続き大商い。
値上がりは1260銘柄（76％）、値下がりは337銘柄（20％）と8割近い
銘柄が値上がりとなりました。

業種別では29業種が値上がりし、値上がり上位は繊維製品、医薬品、証券、建設など。
値下がり上位は非鉄金属、サービス、石油石炭などでした。

個別銘柄では昨年8月初旬にエントリーとなったベイカレントが高値もみ合いの中、
頭一つ抜けて再び1年来高値＆上場来高値を更新！

（ベイカレント）

また昨年9月半ばにエントリーとなった早稲田アカデミーも連日で高値もみ合いの中、
上値追い継続でこちらも1年来高値＆上場来高値を更新！

（早稲田アカデミー）

さらには昨年6月下旬にエントリーとなったバンダイナムコHDも高値もみ合いの中、
頭一つ抜け出し再びこちらも1年来高値＆上場来高値を更新！

（バンダイナムコHD）

その他、すかいらーくHD、ライト工業、電通総研、ホーチキなども1年来高値、
上場来高値を更新し、堀場製作所、リソルHD、アークス、サカタインクス、
川田TECH、JCU、サンゲツ、百五銀行、平和堂、日本道路、寿スピリッツ、
小松製作所、大倉工業、鹿島建設など幅広い銘柄が買われ上値追いとなりました。

買われていた方、おめでとうございます！

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