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◆小売指標が軟調で米株は消費関連に売り

2025.02.17 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 39,149.43 -312.04
TOPIX 2,759.21 -6.38
グロース250 677.06 -10.39
NYダウ 44,546.08 -165.35
ナスダック総合 20,026.77 +81.12
S&P500指数 6,114.63 -0.44

 

先週末の米国市場は、ダウ反落、ナスダックは続伸と指数まちまちの展開でした。

 

朝方発表された1月の米小売売上高では前月比で予想-.01%に対して、-0.9%
と大きくマイナスとなったことを受けて、消費の減速がセンチメントを冷やす格好で、
景気敏感株や消費関連に売りが出て相場の重しとなりました。

 

また米国では本日まで祝日が入り3連休となることもあって、利益確定売りも
出やすい一日でした。

 

セクター別では情報技術、コミュニケーションサービス、金融などが上昇、一方で
生活必需品、ヘルスケア、公益、不動産などが値下がりしました。

 

個別銘柄では、宿泊関連サービスのエアビーアンドビーが市場予想を上回る好決算と
5月に開始する旅行関連の新事業に向けて2億ドルから2億5000万ドルを投資
する計画を発表し、+14%超の大幅高。

 

またアリババ、JDコム、ピンドゥ、など中国関連株の一角も上昇、DeepSeekショックで
下げていたエヌビディアをはじめAMD、TSMC、マイクロンテクノロジーなど半導体の
一角
も堅調に推移し指数の押し上げに寄与しました。

 

一方で、半導体製造装置メーカー、アプライド・マテリアルズは決算では市場予想を
上回る内容となったものの、米国のチップ製造技術輸出規制により、2025年度の
売上高は前期比で約4億ドル減少すると発表したことから▲8%超の下げと
なりました。

 

その他、小売指標の鈍化を受けて日用品のP&G、百貨店のコールズ、ウォルマート、
コカ・コーラ、アマゾン、1ドルショップのダラーツリー、ディスカウントストアの
ターゲット、
クレジットカードのVISA、コストコ、マクドナルドなど小売り消費関連
が軟調でした。

 

 

 

 

(日本市場)

先週末の日経平均株価は312円高の39,149円で大引けを迎えました。

 

前日の米国市場では3指数揃って上昇で帰ってきましたが、日経平均株価は、
先週水曜、木曜で650円以上上昇していたことや週末要因、為替相場でも
154円台まで進んでいた円安が巻き戻され152円台まで円高に振れたことなどから
利益確定売りが進みました。

 

プライム市場の売買代金は概算で約5.0兆円と前日とほぼ同水準で大商い。
値上がりは473銘柄(28%)、値下がりは1116銘柄(68%)と前日と
真逆の展開で値下がりの多い一日でした。

 

業種別ではわずか6業種が値上がりし、値上がり上位は石油石炭、電気機器、
その他製品など。

値下がり上位は非鉄金属、医薬品、繊維製品、紙パルプなどでした。

 

個別銘柄では昨年12月下旬にエントリーとなった大倉工業が前日に好決算と
増配を発表しこれが材料視され+11%弱の大幅高で1年来高値を更新!

 

(大倉工業)

 

また昨年10月初旬にエントリーとなったギフトHDも上値追いが継続しており、
逆行高で再び1年来高値&上場来高値を更新!

 

(ギフトHD)

 

さらには昨年9月初旬にエントリーとなったすかいらーくHDも足元で上値追いが
継続しておりこちらも1年来高値&上場来高値を更新!

 

(すかいらーくHD)

 

その他、川田TECH、イトーキ、極東貿易、トリドールHD、キッツ、電通総研、
セイコーG、百五銀行、東邦銀行、日本農薬、しまむら、鹿島建設、明和地所、
SFP、日本道路、アークス、帝国電機製作所など金融、内需関連を中心に買われ、
指数が弱い中、逆行高となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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