Marketマーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価　39,270.40 +96.15
TOPIX　2,775.51 +8.61
グロース250　687.04 +5.58
NYダウ　44,556.34 +10.26
ナスダック総合　20,041.26 +14.49
S&P500指数　6,129.58 +14.95

3連休明けの米国市場は、3指数揃って小幅ながら上昇し、S&P500は
約1か月ぶりに最高値更新となりました。

足元の強い経済指標の結果や、トランプ政策による相互関税の発動で、
インフレ再燃への警戒感が根強く、FRBの今後の金融政策（利下げ）は
慎重になるとの見方から米長期金利が上昇。

これが相場の重しとなるも、半導体関連が上昇しSOX（半導体指数）は
+1.6％と堅調な推移を見せたことから3指数は日中マイナス圏での動いて
いましたが、引けにかけて小幅プラスで取引を終えました。

セクター別ではエネルギー、素材、公益、資本財などが上昇。
コミュニケーションサービス、一般消費財、ヘルスケアが軟調でした。

個別銘柄では、データセンター大手のスーパーマイクロコンピュータが昨年の
不適切会計の疑いで下落していたところから復調の兆しが見られており、
＋16％超の大幅高。

またブロードコムがインテルの半導体設計事業の買収を検討していると伝わり、
インテルも＋16％高。

その他マイクロンテクノロジー、ラムリサーチ、アプライドマテリアルズ、AMD、
KLAなどの半導体関連の一角も上昇。

一方で、高値を更新していたメタ、ネットフリックスおよびアマゾン、グーグル、
アップル、テスラなど主力ハイテク株は利益確定売りに押され軟調でした。

（日本市場）

きのうの日経平均株価は96円高と続伸し39,270円で大引けを迎えました。

前日の米国市場は休場でしたが、朝方発表された国内10－12月期GDPの
伸びが年率換算で1.0％成長の予想に対して2.8％成長と大きく上回ったこと
から、堅調な展開となりました。

加えて為替相場でも151円台前半まで進んでいたドル円相場が152円台まで
ドルが上昇するなど円安に振れたことも安心材料となりました。

プライム市場の売買代金は概算で約4.3兆円と前日とほぼ同商い。
値上がりは930銘柄（56％）、値下がりは664銘柄（40％）と指数は
プラスでしたが値下がりもそれなりに多い一日でした。

業種別では18業種が値上がりし、値上がり上位は銀行、電気ガス、空運など。
値下がり上位はゴム製品、水産農林、小売などでした。

個別銘柄では昨年10月初旬にエントリーとなったパナソニックHDが決算後からの
上値追いが継続しており、再び1年来高値を更新！

（パナソニックHD）

また昨年12月初旬にエントリーとなったダイフクも先週末の決算が好感されて窓を
開けて上昇、続伸し1年来高値を更新！

（ダイフク）

さらには昨年6月下旬にエントリーとなったバンダイナムコHDも足元で高値もみ合いの中
続伸し、再び1年来高値＆上場来高値を更新！

（バンダイナムコHD）

その他、力の源HD、武蔵野銀行、千葉銀行、極東貿易、北越工業、
鹿島建設、東邦銀行、阿波銀行、百五銀行、小松製作所、日本道路、
リコーリース、四国銀行、ルネサスエレクトロニクス、ベイカレント、明和地所など
多くの銘柄が上値を追う展開となりました。

買われていた方、おめでとうございます！

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