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◆関税と米景気の不透明感が重し
2025.02.25 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 休場
TOPIX 休場
グロース250 休場
NYダウ 43,461.21 +33.19
ナスダック総合 19,286.93 -237.08
S&P500指数 5,983.25 -29.88きのうの米国市場は、3指数揃って反落、ダウは▲1%とやや大きめの下げとなりました。
週明けの米国市場はダウは反発、ナスダックは半導体の下落が響き、続落。
先週の後半2営業日でダウは1200ドル近く下落したこともあって、この日は自律
反発の動きがみられ上昇するも、取引終盤にかけてトランプ大統領がフランスの
マクロン大統領との共同記者会見で、対メキシコ、カナダ関税を予定通り発動する
見通しを示すとダウはそれに呼応する形で上げ幅縮小となりました。またエヌビディアの決算を26日に控え、半導体関連が軟調となったことからナスダック
は▲1%超の続落となりました。セクター別ではヘルスケア、金融、不動産などが上昇する一方で、情報技術、
一般消費財、コミュニケーションサービスなどが下げました。個別銘柄では、オマハの賢人、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・
ハサウェイが、予想以上の好決算を手掛かりに+4%超の上昇。
バークシャーの保険事業が予想以上に好調だったことから保険のプログレッシブや
トラベラーズなどにも買いが波及。また景気の不透明感からノボノルディスク、アムジェン、メルク、ファイザーなどの
医薬品株がディフェンシブとして選好された一方で、パロアルトネットワークス、
スーパーマイクロコンピュータ、マーベル、クラウドストライク、ブロードコム、
マイクロンテクノロジーなど半導体、AI、ソフトウェア関連が軟調でした。(日本市場)
きのうの東京市場は天皇誕生日の祝日振替のため休場でした。
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また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。