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◆AIブームはまだ終わらない!エヌビディアの決算は?

2025.02.27 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,142.37 -95.42
TOPIX 2,716.40 -8.30
グロース250 668.74 -4.82
NYダウ 43,433.12 -188.04
ナスダック総合 19,075.26 +48.87
S&P500指数 5,956.06 +0.81

 

きのうの米国市場は、ダウが反落、ナスダックは半導体株がけん引役となり、
反発しました。

 

この日の取引終了後に発表されるエヌビディアの決算に注目が集まる中、
ナスダックは前日までの4日続落で▲5%超下げていたこともあって、自律反発
の買いも入り朝方から上昇。

 

その後、トランプ大統領がEU(欧州連合)からの輸入品に25%の関税を
課す方針を示すと、景気への悪影響から上げ幅を縮小。
3指数ともに一時マイナス圏に沈む場面も見られました。

 

取引終盤にかけては下げ幅を縮小させたものの、ダウは3日ぶりに反落。
ナスダックはプラス圏に持ち直す展開となりました。

 

セクター別では、情報技術、公益などが堅調だった一方、生活必需品、ヘルスケア
などが軟調でした。

 

個別銘柄では、データセンターのスーパーマイクロコンピュータが遅延していた
年次報告書を提出し、上場廃止を免れたことが安心材料となり、+12%超
の大幅高。

 

また太陽光発電大手のファーストソーラーが決算を発表し、2025年の売上高を
53億ドルから58億ドルとの明るい予想を示したことから+6%高。
これを受けて、同業のジンコソーラー、カナディアンソーラーなどクリーンエネルギー
関連の一角も上昇しました。

 

その他、2000億ドル超をかけてAI向けデータセンターの建設を検討していると
伝わったメタも上昇し、半導体のブロードコムやマイクロン・テクノロジー、エヌビディア
が大幅高となり、半導体製造装置のアプライドマテリアルズやKLAなども上昇。

 

取引終了後に決算を発表したエヌビディアは売上高が+3%超、利益が+5%超
市場予想を上回る結果となり、同時に人工知能チップへの旺盛な需要が続いて
いることを示し、同社のファンCEOは次の第1四半期の売上高が増加するとの
強気の見通しを示唆しています。
株価は時間外取引で引け値付近での推移となっています。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は95円安と続落し、38,142円で大引けを迎えました。

 

前日、米市場でトランプ政権による半導体の対中規制を強化する方針である
ことや、エヌビディアの決算発表を控えて半導体関連が軒並み売られたことで、
日本市場でも同様に東京エレクトロンをはじめソフトバンクG、ディスコ、レーザー
テックなどが売られる展開となりました。

 

もっとも日経平均に採用されている指数ウェイトの高い銘柄が半導体ということも
あって、東京エレクトロン、ソフトバンクG、ディスコの3銘柄で180円以上の下落
寄与となっており、逆を言えばこの3銘柄がなければ日経平均株価はプラスだった
ということにもなります。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.5兆円。
値上がり銘柄は619(37%)、値下がり銘柄は948(57%)と若干値下がり
数の多い一日でした。

 

業種別では17業種が値上がりとなり、値上がり上位は不動産、食料品、海運など。
値下がり上位は石油石炭、銀行、卸売などでした。

 

個別銘柄では、昨年9月半ばにエントリーとなったTISが高値国内外の証券会社
の目標株価引き上げを好感し窓を開けて上昇し、1年来高値を更新!

 

(TIS)

 

その他、アゴーラHGも前日に引き続き+12%の大幅高となり、アイシン、
パナソニックHD、アークス、ダイフク、北洋銀行、鹿島建設、塩野義製薬などが
逆行高し、上値を追う展開となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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