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Marketマーケットニュース

◆米市場大幅反発もババ抜き合戦の終盤へ

2025.03.03 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 37,155.50 -1,100.67
TOPIX 2,682.09 -54.16
グロース250 653.77 -14.79
NYダウ 43,840.91 +601.41
ナスダック総合 18,847.28 +302.86
S&P500指数 5,954.50 +92.93

 

先週末の米国市場は、3指数揃って大幅反発となりました。

 

28日、ウクライナのゼレンスキー大統領はホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、
ウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する予定でしたが、その
直前になってロシアへの対応などを巡り意見がぶつかり合い、合意文書に署名せず
退席。

 

これを受けて市場は売られる展開となりましたが、前日にエヌビディアの決算絡みで
売り込まれていた半導体関連が反発し、指数をけん引。

 

加えて朝方発表された1月のPCE(米個人消費支出物価指数)は前年
同月比で2.5%上昇と市場予想通りの結果だったことからインフレ再燃に対する
警戒感が後退していることや、米国が3月4日に発動を予定しているメキシコとカナダ
への25%の関税について、メキシコと米国との交渉が進展していると伝わり、取引終盤
にかけて株式を買い戻す動きが急速に広がり、3指数揃って大幅反発となりました。

 

セクター別では11業種すべてが上昇し全面高の展開、上場率上位は金融、
一般消費財、情報技術、エネルギーなどでした。

 

個別銘柄では医薬品のノババックスが売上利益ともに市場予想を上回る決算を
発表し+18%の大幅高。

 

また決算の翌日▲8%超の下落となったエヌビディアも+4%の反発となったこと
からマーベル、インテル、テキサスインスツルメンツなどその他の半導体関連も連れ高
となり、指数をけん引。

 

一方でPC大手のHPは決算で利益が市場予想に届かず▲7%弱の下落と
なったほかカナディアンソーラー、ソーラーエッジ、エンフェーズエナジー、フューエル
セルエナジー、
ジンコソーラー、ファーストソーラーなどクリーンエネルギー関連が
総じて軟調。

 

トランプ関税の影響不透明感からピンドゥ、バイドゥ、アリババ、JDコムなど
中国関連も軟調でした。

 

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は1100円安と大幅下落となりました。

 

先週26日のエヌビディアの決算ではサプライズこそなかったものの市場予想を上回る
数字で無事通過とみられましたが、トランプ政権によるカナダ、メキシコ、そして
中国への関税賦課が改めて警戒され半導体を中心に売り込まれる展開となりました。

 

これを受けて、東京市場でも半導体関連を中心に売り込まれ、日経平均株価は
▲一時1400円を超える下げ幅を記録し、約4か月ぶりの37000円台前半という
ところまで下落しました。

 

プライム市場の売買代金は概算で6.2兆円。
値上がり銘柄は312(19%)、値下がり銘柄は1383(78%)と8割近い
銘柄が値下がりする展開となりました。

 

業種別ではわずか4業種が値上がりとなり、値上がり上位は鉱業、電気ガス、
倉庫運輸、保険などディフェンシブ中心。
値下がり上位は非鉄金属、機械、電気機器、輸送用機器などでした。

 

個別銘柄では、昨年8月半ばにエントリーとなった帝国電機製作所が地合いの
悪い中、+4%の逆行高で1年来高値を更新!

 

(帝国電機製作所)

 

また昨年8月下旬にエントリーとなった愛三工業も逆行高で高値もみ合いの中、
上値追い継続で1年来高値&上場来高値を更新!

 

(愛三工業)

 

その他、アークス、バローHD、全国保証、加藤産業、TAKARA&COなどが
日経平均が大幅安となる中、逆行高で上値を追う展開となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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