参加者限定!特典プレゼント!

無料セミナー日程を確認

Marketマーケットニュース

◆米CPIは予想を下回るも関税戦争が重し

2025.03.13 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 36,819.09 +25.98
TOPIX 2,694.91 +24.19
グロース250 651.31 +9.85
NYダウ 41,350.93 -82.55
ナスダック総合 17,648.45 +212.35
S&P500指数 4,481.02 +106.95

 

きのうの米国市場はダウは小幅ながら3日続落、ナスダックは反発と指数まちまちの
展開でした。

 

きのう発表された2月の米CPI(消費者物価指数)は前月比、前年同月比ともに
市場予想を下回る結果となりましたが、トランプ政権による関税政策やそれに伴う
各国の貿易戦争によって、インフレ再燃への警戒感が意識されており、買い材料とは
ならず。

ダウは一時400ドルを超える下げとなり、一方でダウよりも先行して下落が進んでいた
ナスダックは値ごろ感からの買いも入りやすく、半導体関連を中心に安値を拾う
動きが見られ+1.2%の上昇となりました。

 

セクター別では情報技術、コミュニケーションサービス、一般消費財などが上昇、
生活必需品、ヘルスケア、素材などが下落。

 

個別銘柄では、テスラが+8%弱の大幅反発となり、マイクロンテクノロジー、
エヌビディア、インテル、ラムリサーチ、AMD、マーベル、TSMC、KLA、ASML、
アプライドマテリアルズ、英アームなど主力の半導体関連が揃って上昇。

 

パランティア、クラウドストライク、オラクル、ロブロックス、セールスフォースなど
ソフトウェア
関連も上昇し、ナスダックをけん引。

 

一方で、百貨店大手のコールズは▲6%弱と大幅続落したほか、ディスカウント
ストアのターゲット、1ドルショップのダラーツリー、ダラーゼネラル、デルタ航空、
P&G、ペプシコ、ウォルマート、マクドナルド、ジョンソン&ジョンソン、コカ・コーラ
など消費小売関連がインフレ、関税による景気減速懸念から揃って下落と
なりました。

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は25円高と小幅反発し、36,819円で大引けを迎えました。

 

きのうの米市場では米国とカナダでの関税合戦が激化し、CPI(消費者物価指数)
の発表も皮下ていることから3指数下落。
特に消費小売り関連に売りが出て、ダウの下げ率は▲1%超の下落となりました。

 

これを受けて日本市場も36000円台での推移が続き、上昇するも37000円には
届かず、前日終値を挟んでの動きとなり小幅高で取引終了となりました。

 

きのうはTOPIX、グロース250も上昇となっており、日経平均株価よりもTOPIX、
TOPIXよりもグロース250の上げ幅が大きく、関税の影響の少ないところが
物色される展開が色濃く出た一日でした。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.4兆円。
値上がり銘柄は1156(70%)、値下がり銘柄は430(26%)と指数は小幅高
でしたが、7割の銘柄が上昇となりました。

 

業種別では29業種が値上がりし、値上がり上位は銀行、非鉄金属、電気ガスなど。
値下がり上位は海運、空運、不動産などでした。

 

個別銘柄では、前日に引き続き、昨年9月初旬にエントリーとなったすかいらーくHDが
踏み上げ相場継続で連日での昨年来高値&上場来高値を更新!

 

(すかいらーくHD)

 

その他エムアップHD,カワチ薬品、黒崎播磨、住友ゴム工業、ニフコ、トピー工業、
未来工業、日本瓦斯、柿安本店、バローHD、ライフコーポレーション、丸一鋼管、
キッツ、東邦銀行、力の源HDなどの上昇が目立ちました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/

 

◆X(Twitter)
https://twitter.com/manakabu

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

無料セミナーの詳細はこちら

ページトップへPAGE TOP