-
◆トランプ相互関税の縮小で米市場大幅続伸!
2025.03.25 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 37,608.49 -68.57
TOPIX 2,790.88 -13.28
グロース250 665.57 -1.53
NYダウ 42,583.32 +597.97
ナスダック総合 18,188.59 +404.54
S&P500指数 5,767.57 +100.01週明けの米国市場は関税政策の緩和期待から3指数揃って大幅高となりました。
トランプ大統領が、貿易相手国と同水準まで関税率を引き上げる「相互関税」に
ついて、当初の計画よりも対象国が絞られるという見方から、ダウは一時600ドルを
超える値上がりとなり、ナスダックは+2.2%の大幅高となりました。セクター別では公益を除く10業種が上昇。一般消費財、生活必需品、エネルギー、
金融などが上昇率上位。個別銘柄では、テスラが+12%の大幅高となったほか、ビットコインが上昇したこと
でマイクロンテクノロジーをはじめ、クリーンスパーク、マラソンデジタル、ライオット、
コアサイエンティフィック、ビットファームズ、コインベースなど関連銘柄が軒並み上昇。半導体関連やソフトウェア関連も強く、AMD、パランティア、ユニティソフトウェア、
データドッグ、アーム、Uiパス、テキサスインスツルメンツ、マーベルテクノロジー、
エヌビディア、KLA、クラウドストライクなどが揃って+3%超の上昇。一方で、ベライゾン、ナイキ、P&G、メルク、ファイザー、アムジェン、アストラゼネカ
などが軟調でした。(日本市場)
週明けの日経平均株価は68円安と小幅続落し、37,608円で大引けを迎えました。
先週末の米国では小幅反発して帰ってきたこともあって、日本市場でも朝方は
プラスでの推移となりました。ただその買いは継続せず徐々に上げ幅を縮小させ、後場にはマイナス圏に沈みました。
マイナスに沈んだ後、日経平均株価はプラスになる場面も見られましたが、積極的な
買いは入らず、小幅続落となりました。プライム市場の売買代金は概算で3.8兆円と通常よりは商い薄。
値上がり銘柄は476(29%)、値下がり銘柄は1105(67%)と値下がり銘柄数の
多い一日でした。業種別では11業種が値上がりとなり、値上がり上位は不動産、繊維製品、非鉄金属など。
値下がり上位は銀行、機械、鉄鋼、卸売などでした。個別銘柄では、1月半ばにエントリーとなった住友不動産が米系ヘッジファンドが
取得していることが報じられて、+10.5%の上昇で昨年来高値&上場来高値を更新!(住友不動産)
また昨年5月初旬にエントリーとなったニッコンHDが高値もみ合いの中、小幅ながら続伸し、
連日で昨年来高値&上場来高値を更新!(ニッコンHD)
さらには昨年10月半ばにエントリーとなった丸井グループも小幅ながら連日の上値追い
継続で昨年来高値を更新!(丸井グループ)
その他、愛三工業、立川ブラインド工業も昨年来高値を更新し、
リョービ、三井不動産、豊田合成、ゲオHD、ヒューリック、トレジャーファクトリー、
東プレ、東急建設、平和堂、リコーリース、IDOM、タクマ、ライフコーポ、
加藤産業などが上値追いとなりました。買われていた方、おめでとうございます!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/◆X(Twitter)
https://twitter.com/manakabu◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
-
【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。