Marketマーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価　34,220.60 -59.32
TOPIX　2,532.12 +3.19
グロース250　658.73 -8.80
NYダウ　39,186.98 +1,016.57
ナスダック総合　16,300.42 +429.52
S&P500指数　5,287.76 +129.56

きのうの米国市場は米中貿易協議の期待から3指数揃って大幅反発となりました。

ベッセント財務長官が対中貿易で、「中国との貿易戦争は持続不可能で、近い将来に
緩和されるだろう」とのコメント報道や、政府報道官が各国との協議が順調に進んでいる
との発言で、貿易交渉の進展期待が広がり買い戻しが加速し大幅上昇となりました。

セクター別では11業種すべて上昇し、金融、一般消費財、コミュニケーションサービス、
公益などが上場率上位。

個別銘柄では、1ー3月期決算を発表した工業用品のスリーエムが売上、利益ともに市場
予想を上回ったことに加え、「関税対応策を検討している」との発表もあって+8％超の
大幅高。

またドル売りの逃避先としてかまだ不明瞭ですがビットコインが再び買い直され92000ドル
まで上昇したことを受けて、関連のクリーンスパーク、ビットファーム、マラソンデジタル、
ライオット、ビットデジタル、コインベース、マイクロストラテジーなどがそれぞれ+10％前後
の大幅高となりました。

（日本市場）

きのうの日経平均株価は59円安と小幅続落し、34,220円で大引けを迎えました。

前日の米市場では株、債券、ドルの信認が揺らぎ、3指数揃って大幅下落となって
帰ってきましたが、日本株は米市場ほど売り込まれる動きはなく、前日終値を挟んで
一進一退、小動きでした。

もっとも米国市場に連動する動きは見られず、米市場単体で売り込まれている節が
あり、その影響は日本市場には軽微なものにとどまっています。

プライム市場の売買代金は概算で約3.3兆円と薄商い。
値上がり銘柄は1113（67％）、値下がり銘柄は483（29％）と指数は下げたものの
値上がり銘柄の方が多い一日でした。

業種別ではわずか25業種が上昇し、値上がり上位は紙パルプ、卸売、電気ガスなど。
値下がり上位は電気機器、銀行、精密機器などでした。

個別銘柄では昨年9月半ばにエントリーとなった伊藤忠食品が連騰し、この日も5％
高で年初来高値＆上場来高値を更新！

（伊藤忠食品）

また3月半ばにエントリーとなった大阪瓦斯が足元で上値追いを強めこちらも
年初来高値を更新！

（大阪瓦斯）

さらに昨年9月半ばにエントリーとなった早稲田アカデミーも足元で再び上値追いを強めており、
再び年初来高値＆上場来高値を更新！

（早稲田アカデミー）

その他、トリドールHD、鹿島建設、日本ハム、TKC、森永乳業、吉野家HD、
ゼンショーHD、ライフコーポレーション、日本瓦斯、全国保証、カワチ薬品、
マツキヨココカラ、ジョイフル本田、伊藤ハム米久HD、日本農薬、サンドラッグ、
SFP、加藤産業、などが年初来高値および上場来高値を更新し、引き続きトランプ
関税の影響の少ない内需株を中心の上昇となりました。

買われていた方、おめでとうございます！

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/

◆X（Twitter）
https://twitter.com/manakabu

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。