参加者限定!特典プレゼント!

無料セミナー日程を確認

Marketマーケットニュース

◆FOMC通過、AI半導体輸出規制緩和期待で米市場上昇

2025.05.08 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 36,779.66 -51.03
TOPIX 2,696.16 +8.38
グロース250 680.12 +0.42
NYダウ 41,113.97 +284.97
ナスダック総合 17,738.16 +48.50
S&P500指数 5,631.28 +24.37

 

きのうの米国市場は3指数揃って続伸となりました。

 

注目されていたFOMCでは市場の事前予想通りの金利据え置きとなり、その後の
パウエルFRB議長の記者会見では、関税政策が経済にどのような影響を与えるか
判断するのは「時期尚早だ」とコメントし、利下げに慎重な見方を改めて示しました。

 

またベッセント米財務長官と米通商代表部(USTR)のグリア代表が今週にスイスを
訪問し、中国と貿易問題を巡って協議すると発表。

これを好感した買いが入るも、トランプ大統領が交渉を進展させるために早急な関税の
引き下げは考えていないと明らかにしたと伝わったことからダウ、ナスダックともに
上げ幅を
縮小。

 

その後、取引終盤にかけてトランプ大統領がバイデン政権時代の人工知能(AI)
半導体輸出規制を撤廃すると発表し、ナスダックも取引終盤にかけて再度プラス圏に
浮上し、3指数上昇で取引終了となりました。

 

セクター別では一般消費財、情報技術、ヘルスケアなどが上昇率上位。
一方で、コミュニケーションサービス、素材、不動産の3セクターは下落となりました。

 

個別銘柄では、売上利益ともに市場予想を上回る決算を発表したウォルトディズニー
が+10%超の大幅高となったほか、半導体輸出規制撤廃への期待からクアルコム、
エヌビディア、ASML、マイクロンテクノロジー、ラムリサーチ、ブロードコム、テキサス
インスツルメンツ、STマイクロ、KLAなど半導体関連が軒並み上昇。

 

一方で半導体のマーベルテクノロジーは貿易を巡る国際的な緊張を背景とした
「流動的なマクロ環境」を理由に投資家向け説明会「インベスターデー」を延期すると
発表。
これを嫌気して▲8%安となりました。

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は51円安で36,779円で大引けを迎えました。

 

前日まで大型連休でしたが、休場中も海外市場で大きな変動はなく、先週末の
価格近辺でスタートした日経平均株価ですが、その後も前日終値を挟んでの
展開が続き、小幅安となりました。

 

もっともこの日の夜にFOMCの結果が発表されることや、その後のパウエルFRB議長の
会見なども控えていることから積極的な商いは手控えられたものと思われます。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.9兆円。
値上がり銘柄は1035(63%)、値下がりは550(33%)と指数は小幅安でしたが、
値上がり銘柄数の多い一日でした。

 

セクター別では21業種が上昇し、上昇率上位は空運、卸売、保険、銀行など。
値下がり上位は医薬品、輸送用機器、化学でした。

 

個別銘柄では3月初旬にエントリーとなった日本瓦斯が連休後も上値追い継続で
年初来高値を更新!

 

(日本瓦斯)

 

また昨年9月半ばにエントリーとなったシグマクシスHDも足元で堅調な展開が続いており、
再び年初来高値&上場来高値を更新!

 

(シグマクシスHD)

 

さらに3月初旬にエントリーとなった三井不動産も続伸し、年初来高値を更新!

 

(三井不動産)

 

その他、鹿島建設、図研、ヒューリック、ニッコンHD、大阪瓦斯、アズビルなども
年初来高値、および上場来高値更新となりました。

買われていた方、おめでとうございます!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/

 

◆X(Twitter)
https://twitter.com/manakabu

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

無料セミナーの詳細はこちら

ページトップへPAGE TOP