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Marketマーケットニュース

◆米中貿易協議控え、週末は様子見の展開

2025.05.12 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 37,503.33 +574.70
TOPIX 2,733.49 +34.77
グロース250 684.26 +7.78
NYダウ 41,249.38 -119.07
ナスダック総合 17,928.92 +0.78
S&P500指数 5,659.91 -4.03

 

先週末の米国市場は3指数ともに前日終値を挟んでの取引となりました。

 

週末にスイスで予定されていた米中貿易協議の趨勢を見極めたいとの動きから、
前日までは期待で上昇していましたが、この日は様子見機運が強く、前日終値を挟んで
の取引で終始しました。

 

セクター別ではエネルギー、不動産、一般消費財などが上昇率上位。
下げたのはヘルスケア、コミュニケーションサービス、生活必需品の3セクターでした。

 

個別銘柄では、ソーシャルライドシェアのリフトが前日売上、利益ともに市場予想を上回る
決算を発表し+28%の大幅高となったほか、ビットコインが足元で再び上値追いとなって
10万ドルを突破していることから暗号資産関連のマラソンデジタル、クリーンスパーク、
ビットファームズ、ライオット、マイクロストラテジーなども上昇。

 

先日のソーラーエッジの好決算でクリーンエネルギー関連も見直し買いが入っており、
同社が+8%超の大幅続伸となったほか、ファーストソーラー、サンノヴァエナジー、
エンフェーズエナジー、フューエルセルエナジーなども上昇。

 

一方で継続企業の疑義を決算と同時に発表した半導体のウルフスピードは▲25%の
大幅安となり、医薬品のノババックスは1ー3月期決算で黒字転換となったものの
▲10%の反落。

 

その他トランプ政権による医薬品への関税賦課や薬価引き下げのの思惑からこの日も
ファイザー、アムジェン、イーライリリー、
メルク、アッヴィ、モデルナなどが軟調でした。

 

 

 

(日本市場)

先週末の日経平均株価は574円高となり、37,503円で大引けを迎えました。

 

前日の米市場では米英での貿易協議が合意に至り、週末スイスでの米中貿易協議にも
何らかの進展があるとの期待とバイデン政権時代の人工知能(AI)半導体輸出規制が
撤廃される期待感から3指数揃って上昇して帰ってきたこと。

 

またFOMCで政策金利が据え置きとなったことや関税措置の緩和期待からドルを買い戻す
動きが継続し、為替相場でドル円が一時146円台まで円安に振れる動きが見れら他ことから、
国内でも外需、半導体関連を中心に買い直される動きが見られ、日経平均株価はここ数日
抜け切れなかった37000円を突破し、ショートカバーも巻き込んで37500円まで上昇する展開
となりました。

 

日本でも3月決算企業の本決算発表がスタートしていますが、当初は関税の影響が見通せない
ことから26年3月期の見通しを出さない企業が多いのでは?という懸念もありましたが、
多くの企業が不透明感がある世界情勢の中でも見通しを出してきており、かつコンサバティブ
な見通しであることからトランプ関税の影響が緩和されると業績見通しも上方修正される
だろうという見方もあるものと思われます。

 

プライム市場の売買代金は概算で5.7兆円とこの日はSQ日という特殊要因もあって
商いが膨らみ、値上がり銘柄は1282(78%)、値下がりは311(19%)と指数の
上昇もあって、8割近くの銘柄が上昇となりました。

 

セクター別では27業種が上昇し、上昇率上位は倉庫運輸、銀行、保険など。
値下がり上位は機械、医薬品、その他製品などでした。

 

個別銘柄では昨年11月半ばにエントリーとなったTISが決算を機に再び上値追いの展開と
なり、年初来高値&上場来高値を更新!

 

(TIS)

 

また同じく昨年9月半ばにエントリーとなった加藤産業も続伸し+6%の上昇で年初来高値、
上場来高値を更新!

 

(加藤産業)

 

さらにこちらも同様に昨年9月半ばにエントリーとなった伊藤忠食品も続伸の展開で、
こちらも年初来高値&上場来高値を更新!

 

(伊藤忠食品)

 

その他、テクノプロHD、内田洋行、鹿島建設、アルプス技研、ベイカレント、図研、
セコム、全国保証、シグマクシスHD、日立建機、ヒューリック、テレ東HD、TKC、
大阪瓦斯、スズケン、ガリレイ、トレジャーファクトリー、マツキヨココカラ、ニッコンHD、
ホーチキなどたくさんの銘柄が年初来高値、および上場来高値更新となってくれました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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