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Marketマーケットニュース

◆米中貿易協議進展期待で半導体株が上昇

2025.06.10 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,088.57 +346.96
TOPIX 2,785.41 +16.08
グロース250 748.76 +3.12
NYダウ 42,761.76 -1.11
ナスダック総合 19,591.24 +61.28
S&P500指数 6,005.88 +5.52

 

週明けの米国市場は、ダウは前日終値を挟んで小動きとなったものの、米中の
貿易協議進展の期待からハイテク、半導体関連が買われる展開となりました。

 

9日よりロンドンで始まった米中の閣僚級会議ですが、主だった進展の報道はない
ものの、話し合いがスタートしたこと自体は好材料で中国によるレアアース規制や
米国の半導体規制などが議論の対象となっていることから、これが緩和されるとの
期待もあり、半導体関連を中心に買われる動きが目立ちました。

 

その一方で今週は5月の物価指標(CPI、PPI)の発表を控えていることもあって
積極的に上値を買う動きは限定的なものとなりました。

 

セクター別では一般消費財、素材、情報技術、エネルギーなどが上昇率上位。
一方で公益、金融、生活必需品などは下げました。

 

個別銘柄ではコスト削減効果による業績回復期待からフューエルセルエナジーが
+15%超の大幅続伸となったほか、サンノヴァエナジー、マキセオンソーラー、
エンフェーズエナジーなど同業のクリーンエネルギー関連も揃って上昇。

 

先週、トランプ大統領との仲たがいが報じられたマスク氏のスペースXが提供している
スターリンク(低軌道衛星ブロードバンド)をホワイトハウスに残すとコメントしたこと
や、そもそも今回の決裂はそもそも二人の中では裏で話がまとまっている「プロレス」との
見方もあり、テスラも5%弱の大幅反発。

 

半導体規制緩和期待からAMD、クアルコム、アーム、STマイクロ、テキサス
インスツルメンツ、
KLA、ASML、ラムリサーチ、マイクロンテクノロジー、アプライド
マテリアルズなど半導体
関連も上昇。

 

またトランプ政権のドローンを巡る規制緩和報道により、eVTOL関連のジョビー
アビエーション、
アーチャーアビエーションなどが揃って+10%超の上昇となりました。

 

 

 

(日本市場)

週明けの日経平均株価は346円高と続伸し、38,088円で大引けを迎えました。

 

38000円台回復は7営業日ぶりとなります。
前週末に注目されていた5月の米雇用統計が発表となり、市場予想の13.0万人増に
対して結果は13.9万人増となったことが安心材料となって米市場が上昇して帰ってきた
こともあって、日本市場でも朝方から買い優勢の展開となりました。

 

ただ38000円を超えて来ると利益確定売りも出てきやすく、加えて為替相場では
ドル円が145円台を付けた後、こちらも利益確定売りが出るようになり144円台
前半まで売り込まれ円高気味で推移したことから上値を買って行く動きは限定的でした。

 

プライム市場の売買代金は概算で約3.5兆円と2日連続の4兆円割れでやや薄商い。
値上がり銘柄は814(49%)、値下がりは738(45%)と指数の上昇の割には売り買い
拮抗でした。

 

セクター別では22業種が値上がりし、上昇率上位は医薬品、その他製品、銀行など。
値下がり上位は紙パルプ、鉄鋼、金属製品などでした。

 

個別銘柄では5月初旬にエントリーとなったエターナルホスピタリティGが好調な月次売上高を
材料に+12%弱の大幅高で早くも年初来高値を更新!

 

(エターナルホスピタリティG)

 

また昨年9月半ばにエントリーとなったシグマクシスHDも上値追いが継続しており、年初来高値
&上場来高値を更新!

(シグマクシスHD)

 

さらに昨年9月下旬にエントリーとなった塩野義製薬も窓を開けて上昇し、こちらも
年初来高値を更新!

 

(塩野義製薬)

 

その他、ホーチキ、全国保証、川田TECH、東急建設、鹿島建設などが
年初来高値および上場来高値更新となってくれました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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