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Marketマーケットニュース

◆米CPIは予想下回るも地政学リスクの台頭が重しに

2025.06.12 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,421.19 +209.68
TOPIX 2,788.72 +2.48
グロース250 764.61 +4.47
NYダウ 42,865.77 -1.10
ナスダック総合 19,615.88 -99.11
S&P500指数 6,022.24 -16.57

きのうの米国市場は、3指数ともに前日終値を挟んでの小動きとなりました。

 

きのう発表された5月の米CPI(消費者物価指数)は概ね市場予想を下回る結果と
なり、インフレ期待が後退したことから朝方は買い優勢の展開でのスタート。
ダウは一時250ドル近く上昇し3か月ぶりに43000ドル台に乗せる場面もみられました。

 

ただその後、イランのナシルザデ国防軍需相が、「米国と6回目の核協議が予定される中、
交渉が決裂し米国との間に紛争が生じた場合、イランは地域の米軍基地を攻撃する」と
コメント。

 

この中東の地政学リスクが高まったことから朝方上昇していた分を取引終盤では
吐き出す形で小幅ながらマイナス圏に沈み取引終了となりました。

 

セクター別ではエネルギー、ヘルスケア、公益などが上昇。
一般消費財、素材、コミュニケーションサービスなどが下げました。

 

個別銘柄では量子コンピュータ関連のクアンタムコンピューティングが+25%の
大幅高で
続伸したほか、リゲッティ、クアンタムコーポなども上昇。

 

主力どころでは中東の地政学リスクが高まったことから防衛関連のRTX、エネルギー
関連のエクソンモービル、シェル、シェブロンなども買われました。

 

一方で、、アップルやホーム・デポ、シスコシステムズ、ウォルマート、ナイキなどが
下げた
ほか、半導体関連の多くも利益確定売りで下落となりました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は209円高と4日続伸し、38,421円で大引けを迎えました。

 

前日の米市場では米中貿易協議の進展期待から3指数揃って上昇して帰ってきたことや、
為替相場でドル円が再び145円台に上昇し円安に振れていることなどから買い優勢の展開
となりました。

 

ただ日経平均株価は38500円まで上昇すると達成感や米っちゅう通商交渉の趨勢を
見極めたいとする動きから利益確定売りも出て上値が抑えられている展開が垣間見られます。

 

プライム市場の売買代金は概算で約4.0兆円と前日とほぼ同商い。
値上がり銘柄は1139(69%)、値下がりは426(26%)と指数の上昇もあって値上がり銘柄
の方が多い一日でした。

 

セクター別では19業種が値上がりし、上昇率上位は紙パルプ、金属製品、サービスなど。
値下がり上位はその他製品、保険、非鉄金属などでした。

 

個別銘柄では2月初旬にエントリーとなった東急建設が上値追い継続で年初来高値を更新!

 

(東急建設)

 

また昨年8月下旬にエントリーとなったテクノプロHDも足元先月の株式非公開化報道から小休止を
はさんで再び上昇しはじめ、こちらも年初来高値を更新!

 

(テクノプロHD)

 

さらに昨年9月半ばにエントリーとなったTISも高値もみ合いの中、上昇が続き年初来高値
&上場来高値を更新!

 

(TIS)

 

その他、物語コーポレーション、大倉工業、横河電機、塩野義製薬などが年初来高値
および上場来高値更新となってくれました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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