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◆米市場朝方は下げるも物価指標、オラクルの好決算でプラ転

2025.06.13 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,173.09 -248.10
TOPIX 2,782.97 -5.75
グロース250 763.72 -0.89
NYダウ 42,967.62 +101.85
ナスダック総合 19,662.49 +46.61
S&P500指数 6,045.26 +23.02

 

きのうの米国市場は、3指数そろって小幅ながら上昇となりました。

 

朝方発表された5月の米PPI(生産者物価指数)は前月比で予想0.2%
の伸びに対して、0.1%の伸びにとどまり、前日発表された5月の米CPIも
下回る結果となったことからインフレ警戒感が後退。

 

その一方で、トランプ大統領は11日夜、中国以外の貿易相手に対する相互関税
について「貿易協定の条件を示した書簡を1〜2週間以内に送る」とコメントしており、
関税政策や貿易相手との交渉を巡る不透明感が台頭したことや、
インドでの旅客機墜落事故の機体がボーイング社の787型機のだったことから、同社株
が大幅安となったこともありダウは250ドル超の下落となる場面がありました。

 

しかしその後、ロスで暴動が起きている強硬な移民排斥に対するデモを鎮静化
させるべく、トランプ大統領は移民政策に変更を加える考えを示したり、パウエルFRB
議長の解任に対しても改めてその意図はないとの発言があったことなどから徐々に
下げ幅を縮小させる展開となり、物価指標が落ち着きを見せていることから米長期金利
も低下していることも手伝ってプラスに切り返す展開となりました。

 

セクター別では公益、情報技術、ヘルスケアなどが上昇率上位。
コミュニケーションサービス、一般消費財、資本財の3セクターが下落となりました。

 

個別銘柄では、AI向けの需要増を見込み力強い業績見通しを示したオラクルが
+13%高と急伸し、エヌビディアやブロードコム、マイクロソフトなどにも買いが波及。

 

一方、ボーイングが▲5%弱の下落となったほか、トランプ米大統領が自動車関税を
引き上げる可能性を示唆したことからフォード、GMなど自動車関連も軟調でした。

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は248円高と5日ぶり反落となり、38,173円で大引けを迎えました。

 

前日の米市場では5月の米CPIは予想を下回り好材料となったものの、その後に中東の地政学
リスクが台頭し、下落して帰ってきたことやこの影響で為替相場でも143円台まで
円高が進行した
ことなどが重しとなり、日経平均株価は5日ぶり反落となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で約3.7兆円と前日と4兆円割れ。
値上がり銘柄は564(34%)、値下がりは986(60%)と指数が反落したこともあり、
値下がり銘柄の方が多い一日でした。

 

セクター別では12業種が値上がりし、上昇率上位は石油石炭、鉱業、機械など。
値下がり上位はサービス、輸送用機器、化学などでした。

 

個別銘柄では昨年9月半ばにエントリーとなった伊藤忠エネクスが地政学リスクの台頭から
エネルギー価格の上昇が追い風となり、年初来高値を更新!

 

(伊藤忠エネクス)

 

また同じく昨年9月半ばにエントリーとなったシグマクシスHDも逆行高で上値追いが続き、
こちらも年初来高値&上場来高値を更新!

 

(シグマクシスHD)

 

さらに前日に続き昨年9月半ばにエントリーとなったTISも逆行高で小幅続伸し、
年初来高値
&上場来高値を更新!

 

(TIS)

 

その他、東急建設、図研、テクノプロHD、日本酸素HD、横河電機、大倉工業、
物語コーポレーションなどが年初来高値および上場来高値更新となってくれました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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