参加者限定!特典プレゼント!

無料セミナー日程を確認

Marketマーケットニュース

◆地政学リスクが再び意識され米市場反落

2025.06.18 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 38,536.74 +225.41
TOPIX 2,786.95 +9.82
グロース250 761.20 -1.54
NYダウ 42,215.80 -299.29
ナスダック総合 19,521.09 -180.12
S&P500指数 5,982.72 -50.39

 

きのうの米国市場は、中東情勢の緊張の高まりや景気減速懸念が重石と
なり3指数揃って反落となりました。

 

朝方発表された5月の米小売売上高が予想以上に落ち込み、5月の鉱工業生産
も予想に反して低下するなど景気減速を示唆したことが相場の重石となったことに
加え、中東情勢の緊迫化が続いていることから利益確定売りの出やすい一日と
なりました。

 

トランプ大統領はG7首脳会談を早期に退席しホワイトハウスへ戻り、イランに対して
「我々の忍耐が限界に近づいた」として無条件降伏を要求。
米軍の参戦も辞さない姿勢を示しつつ、イランに週内の協議開催を打診しています。

 

セクター別ではエネルギーのみが上昇し、ヘルスケア、一般消費財、素材などが下落率
上位となりました。

 

個別銘柄では、中東への米国の軍事介入が意識され、ロッキードマーチンやゼネラル
ダイナミクス、ノースロップグラマンなどの軍需株が反発。
原油相場の上昇を受けて、シェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連も上昇。

 

一方で地政学リスクとは別で、2028年までに太陽光発電と風力発電の税額控除を
段階的に廃止するとの提案が上院で俎上に上っていることが嫌気され、クリーンエネルギー
関連のソーラーエッジ、エンフェーズエナジー、ファーストソーラー、フューエルセルエナジー、
マキセオンソーラーなどが軒並み▲10%超の下落。

 

ダウ採用銘柄ではエネルギー関連としてシェブロンが買われた他、クレジットカードのビザ、
IBM、ユナイテッドヘスの4銘柄が上昇。
メルク、ナイキ、スリーエム、アムジェン、ジョンソン&ジョンソンなどが売られ指数の
重しとなりました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は225円高と続伸し、38,536円で大引けを迎えました。

 

前日の米市場では中東地政学リスクが後退したことから3指数揃って上昇して帰って
きたこともあり、日経平均株価も朝方から堅調な展開となりました。

 

もっともお昼ごろには日銀金融政策決定会合を控え、売り買い拮抗する場面もありました
が、現状維持の結果を受けて、無事イベント通過となったことから後場も大引けまでプラス圏
での堅調な展開が続きました。

 

プライム市場の売買代金は概算で約4.0兆円と通常運行。
値上がり銘柄は955(58%)、値下がりは593(36%)と指数が続伸したことで、値上がり
銘柄の方が多い一日でした。

 

セクター別では22業種が値上がりし、上昇率上位はその他製品、非鉄金属、ガラス土石、
不動産など。値下がり上位は鉄鋼、海運、医薬品などでした。

 

個別銘柄では昨年9月半ばにエントリーとなった信越ポリマーが前日に引き続き、+6%弱の
大幅高で連日の年初来高値を更新!

 

(信越ポリマー)

 

また5月初旬にエントリーとなった日本酸素HDが上値追いの中、反発しこちらも年初来
高値を更新!

 

(日本酸素HD)

 

さらに昨年11月下旬にエントリーとなったホーチキも足元で上値追いが継続しており、
こちらも年初来高値&上場来高値を更新!

 

(ホーチキ)

 

その他、コーセル、ダスキン、日本瓦斯、図研、テクノプロHD、きんでん、TIS、
理研ビタミンなどたくさんの銘柄が年初来高値および上場来高値更新と
なってくれました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/

 

◆X(Twitter)
https://twitter.com/manakabu

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

無料セミナーの詳細はこちら

ページトップへPAGE TOP