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◆目標株価引き上げでエヌビディアが上場来高値を更新!
2025.06.26 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 38,942.07 +151.51
TOPIX 2,782.24 +0.89
グロース250 757.36 +0.59
NYダウ 42,982.43 -106.59
ナスダック総合 19,973.55 +61.02
S&P500指数 6,092.16 -0.02きのうの米国市場は、ダウ反落、ナスダックは続伸と指数まちまちの展開でした。
ダウは前日までの3日間で1000ドル近く短期的に上昇していたこともあって、短期的な
過熱感から利益確定売りが優勢となり、反落。ナスダックは4月のトランプ関税ショックからV字回復を見せているエヌビディアが
最高値を更新し、指数をけん引し、続伸となりました。セクター別では情報技術、コミュニケーションサービス、ヘルスケアが上昇。
一方、不動産、生活必需品、公益、一般消費財などが下げました。個別銘柄では、アナリストが目標株価を175ドルから250ドルへと大幅に引き上げられた
エヌビディアが大幅高で上場来高値を更新。
これを受けてAMDやアプライドマテリアルズ、TSMC、マーベルテクノロジーなどの
半導体の一角も上昇。一方、テスラは先日稼働し始めたロボタクシー(無人タクシー)がテキサス州で運転ミスの
多発などを受けて下落したほか、マクドナルド、コストコ、ナイキ、ビザ、マスターなど
消費関連が軟調でした。(日本市場)
きのうの日経平均株価は151円高と続伸し、38,942円で大引けを迎えました。
前日の米市場では一応イランとイスラエルの停戦合意がなされたということでその安心感から
センチメントが改善し、続伸して帰ってきましたが、その後両国互いに再度攻撃を仕掛ける
などして日本市場は前日終値を挟んでの取引スタートとなりました。その後、前回の日銀会合で物価上昇が懸念材料という話が相次いだということもあって、
一時マイナス圏に沈む場面も見られましたが、長期債の金利がこれに特段反応せず
落ち着いた動きを見せていたこともあって、徐々に買い物が入るようになりプラス転換すると
引けにかけて上げ幅を拡大させる展開となりました。プライム市場の売買代金は概算で約4.2兆円と前日と同商い。
値上がり銘柄は738(45%)、値下がりは820(50%)と指数は続伸となりましたが、
個別では売り買い拮抗でした。セクター別では13業種が値上がりし、値上がり上位はその他製品、電気機器、化学など。
値下がり上位は電気ガス、精密機器、紙パルプなどでした。個別銘柄では前日に引き続き、5月下旬にエントリーとなった理研ビタミンが一時2765円まで
上昇し、連日で年初来を更新!(理研ビタミン)
きのうは珍しく、理研ビタミン1社のみが高値更新という結果でした。
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投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。