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◆ミーム株ブームの再来?百貨店コールズが一日で+100%の上昇

2025.07.23 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 39,774.92 -44.19
TOPIX 2,836.19 +1.71
グロース250 743.07 +4.96
NYダウ 44,502.44 +179.37
ナスダック総合 20,892.69 -81.49
S&P500指数 6,309.62 +4.02

 

きのうの米国市場はダウが反発、ナスダックは半導体株に利益確定売りが出て、
反落、S&P500は2日連続での最高値更新となりました。

 

トランプ大統領とベッセント米財務長官が、来年5月の任期終了前にFRBのパウエル
議長を解任することを否定したことや、フィリピンのマルコス大統領と会談し、貿易協定で
合意したことなどが支援材料となり、景気敏感株の多いダウは反発。

 

その一方でこの日は半導体関連などに利益確定売りが目立ち、ナスダックは7日ぶりに
反落となりました。

 

セクター別ではヘルスケア、不動産、公益、素材などが+1%超の上昇となった一方で、
情報技術、コミュニケーションサービスが軟調。

 

個別銘柄では、百貨店大手のコールズが行済み浮動株の約49%(約5,300万株)が
空売りされており、RedditのWallStreetBetsなどの掲示板で小口投資家がショート
スクィーズを狙って一斉に買いを入れたことで空売りしていた投資家たちが損失を恐れて
持ち株を買い戻したことで一時は前日比で+100%の上昇、最終的には+37%の
上げに落ち着きましたが、2020年から21年にかけて話題となったゲームストップ株や、
映画館のAMC、スマホメーカーのブラックベリーなどのミーム株の再来を想起させる
値動きとなりました。

 

また米長期金利の低下を受けて、住宅関連のDRホートン、レナー、ホームデポなど
も上昇、ニューモント、バリックマイニング、フリーポートマクモランなどの産金関連
も上昇。

ソーラーエッジ、エンフェーズエナジー、フューエルセルエナジー、マキセオン
ソーラー、カナディアンソーラーなどのクリーンエネルギー関連の上昇も目立ちました。

 

一方で4-6月期決算を発表した防衛関連のロッキードマーティンは売上利益ともに
市場予想を下回ったことが嫌気され▲10%超の下落。

 

米自動車大手ゼネラルモーターズも決算を発表し、減収減益での着地となり、トランプ
関税の影響で7-9月期も厳しい状況になる見通しとしており、こちらも▲8%超の下落。

 

その他KLA、ラムリサーチ、マイクロンテクノロジー、アーム、ブロードコム、
アプライドマテリアルズ、
エヌビディア、ASML、TSMC、AMDなど主力の半導体
関連に利益確定売りが出て
ナスダック指数の重しとなりました。

 

 

 

(日本市場)

連休明けの日経平均株価は44円安と小幅続落し、39,774円で大引けを迎えました。

 

週末に行われた参院選は与党の過半数割れという結果でしたが、市場ではある程度
これを織り込んでいたことや、野党の躍進による政局不安の台頭で事前に空売りを
仕掛けていた短期筋のショートカバー(空売りの買戻し)などもあって、朝方は
一時400円を
越える上昇となり、日経平均株価は40275円まで上昇する場面も見られました。

 

ただその後は、今回の参院選を通過してもなお不透明感くすぶるトランプ政権による
関税交渉の行方や、石破首相の進退(石破首相自身は続投を表明)など不透明感
もあり、上昇したところでは利益確定売りも出て上げ幅を縮小。
後場は小幅ながら終始マイナス圏での推移となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.2兆円。
値上がり銘柄は687(42%)、値下がり銘柄は877(54%)と後場から指数が
弱含んだこともあり、若干値下がり銘柄の方が多い一日でした。

 

業種別では16業種が値上がりとなり、値上がり率上位は鉄鋼、非鉄金属、機械など。
値下がり率上位は医薬品、精密機器、その他製品などでした。

 

個別銘柄では昨年8月下旬にエントリーとなった東宝が、18日に公開されたアニメ映画
「鬼滅の刃 無限城編」が公開3日間の日本歴代興行収入の過去最高を記録した
ことから窓を開けての上昇となり、年初来高値&上場来高値を更新!

 

(東宝)

 

また6月下旬にエントリーとなったばかりの三井金属鉱業も足元で上値追いが
継続しており、こちらも年初来高値を更新!

 

(三井金属鉱業)

 

さらに5月下旬にエントリーとなったゲンキードラッグも高値もみ合い野中、小幅上昇し
こちらも年初来高値&上場来高値を更新!

 

(ゲンキードラッグ)

 

その他、きんでん、バローHD、大気社、ユニオンツール、ライフコーポレーション、
理研ビタミン、豊田合成、トーカロ、平和堂、イワキポンプなどが年初来高値および
上場来高値更新となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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