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Marketマーケットニュース

◆利下げ期待後退で景気敏感株売られダウ3日続落

2025.07.31 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 40,654.70 -19.85
TOPIX 2,920.18 +11.54
グロース250 753.88 +2.86
NYダウ 44,461.28 -171.71
ナスダック総合 21,129.67 +31.38
S&P500指数 6,362.90 -7.96

 

きのうの米国市場はダウは3日続落、ナスダックは小幅反発と指数まちまちの
展開でした。

 

きのうのFOMCでは金利は据え置きということは市場も想定通りでしたが、その後の
パウエルFRB議長の会見では利下げに慎重な姿勢を見せたことから市場では
年3回の利下げを期待していたところが年2回(10月、12月)となり、金融緩和
による景気支援の期待が後退。

 

これを受けて景気敏感株を中心に売りが出て、会見後ダウは下落となりました。
ナスダックも会見後一時マイナス圏に沈みましたが、取引終盤に持ち直し、小幅反発
となりました。

 

セクター別では公益、情報技術、コミュニケーションサービスが堅調だった一方、
素材、不動産、エネルギー、生活必需品などが下落しました。

 

個別銘柄では、半導体のエヌビディアやブロードコムなどに買いが入りナス
ダック指数を下支え。エヌビディアとブロードコムはそろって上場来高値を更
新。

その他半導体のマーベルテクノロジーも+7%の上昇となったほか、マイクロンテクノロジー
やAMD、KLA、TSMC、アプライドマテリアルズ、ラムリサーチなど半導体の
一角が買われナスダック指数の押し上げに寄与。

 

一方で利下げ期待剥落で産金関連のフリーポートマクモラン、ニューゴールド、
ニューモント、バリックマイニングなどが下げたほか、住宅関連のレナー、
DRホートンも
下落しました。

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は19円安と小幅ながら4日続落し、40,654円で大引けを
迎えました。

 

日米金融会合の結果の発表(FOMC31日未明、日銀は同昼過ぎ)を控えている
こともあって、様子見ムードの強い中、日経平均株価は終日前日終値を挟んで小幅ですが、
プラスマイナスを往来ような展開でした。

 

もっともきのうまでの3日間で1000円以上下落していることもあって、この上昇に乗れなかった
投資家は下押ししたところは買いたい、逆にこの上昇に肖って利益が乗っている投資家は
イベント前までに持ち高を調整したいという売買心理がはたらいての動きだったかと思われます。

 

プライム市場の売買代金は概算で4.9兆円。
値上がり銘柄は1071(65%)、値下がり銘柄は482(29%)と日経平均は続落した
もののTOPIXがプラスで推移したことで値上がり銘柄が多い一日でした。

 

業種別では26業種が値上がりとなり、値上がり上位は非鉄金属、繊維製品、海運など。
値下がり上位は、空運、サービス、紙パルプなど。

 

個別銘柄では5月下旬にエントリーとなったゲンキードラッグが本決算を発表し、今期も増収増益
見通しを発表したことが好感されて窓を開けて上昇し、年初来高値&上場来高値を更新!

 

(ゲンキードラッグ)

 

また6月下旬にエントリーとなった三井金属鉱業も上値追いが続いており、こちらも
連日の年初来高値を更新!

 

(三井金属鉱業)

 

さらに6月下旬にエントリーとなったキユーピーも今月初旬に大幅高したところからさらに上値追い
でこちらも年初来高値&上場来高値を更新!

 

(キユーピー)

 

その他、エントリーとなった銘柄ではニチレキG、ライト工業、伊藤忠エネクス、
コーセル、
ユニオンツール、北海道電力、ガリレイ、しまむら、東邦HD、タクマ、
理研ビタミン
などが年初来高値および上場来高値更新となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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