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Marketマーケットニュース

◆良好な経済指標が仇となり米市場続落

2025.09.26 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 45,754.93 +124.62
TOPIX 3,185.35 +14.90
グロース250 761.77 -5.01
NYダウ 45,947.32 -173.96
ナスダック総合 22,384.70 -113.16
S&P500指数 6,604.72 -33.25

 

きのうの米市場は堅調な経済指標の内容を受けて、利下げペースの鈍化を織り込み、
3指数揃って下落となりました。

 

きのう発表された週間の新規失業保険申請件数は21.8万件となり、予想の23.5万件を
大きく下回り、7月以来の低水準となりました。
加えて4-6月期の米GDPの確定値では前期比年率3.8%増と、前回の改定値3.3%増
から上方修正。

 

通常は良好な経済指標が出ることはプラス材料なのですが、いまの米国市場においては、
今後の利下げの回数がマーケットで最も注目されている材料となっており、良好な数字が
出ることで利下げのペースが鈍化することを嫌気する動きとなりやすい展開です。

 

セクター別ではエネルギー、情報技術のみが上昇。
一方でヘルスケア、一般消費財、素材、公益、資本財などは軟調でした。

 

個別銘柄ではインテルがアップルに加え、台湾のTSMCに出資、提携を要請していると
報じられたことが好感され+8.8%の大幅続伸。
またIBMはHSBCが同社の最新の量子コンピュータを金融市場で活用し、飛躍的成果が
得られたことを発表し、こちらも+5%超の上昇。

 

半導体のマーベルテクノロジーは50億ドルの自社株買いを発表し+4.6%の上昇と一部の
銘柄では買われる動きがありましたが、利下げペースの鈍化、金利上昇を背景に産金
関連のフリーポートマクモラン、各種医薬品銘柄、住宅関連のDRホートン、主力どころ
ではセールスフォースやアマゾン、マイクロソフトなども売られました。

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は124円高と3日続伸し、45,754円で大引けを迎えました。

 

前日の米国市場では利下げへの慎重姿勢が重しとなり、米市場は3指数揃って続落
となり、その影響を受けて朝方は日経平均株価もマイナス圏に沈む場面も見られましたが、
安くなったところではすかさず押し目買いが入る意欲は日本市場には健在で、この日も前場
に少し下げただけで後場からはプラス圏で推移し、3日続伸となりました。

 

米市場で利下げに慎重姿勢が見られことから為替相場でドル円が148円台半ばまで
円安が進行していることも支援材料となっているものと思われます。

 

プライム市場の売買代金は概算で5.7兆円。
値上がり銘柄は1030(63%)、値下がり銘柄は513(31%)と指数が続伸したことで
6割以上の銘柄が値上がりとなりました。

 

業種別では25業種が上昇。値上がり上位は非鉄金属、石油石炭、電気ガスなど。
値下がり上位は精密機器、その他製品、鉄鋼などでした。

 

個別銘柄では5月下旬にエントリーとなった三井金属鉱業が+7%高と大幅高となり、
年初来高値&上場来高値を更新!

 

(三井金属鉱業)

 

また1月半ばにエントリーとなったTAKARA&Coも足元で上値追いが継続しており、
こちらも年初来高値&上場来高値を更新!

 

(TAKARA&Co)

 

さらに6月半ばにエントリーとなったケーズHDも上昇基調が続いており、こちらも年初来
高値を更新!

 

(ケーズHD)

 

その他、エントリーとなった銘柄ではガリレイ、東京精密、信越ポリマー、カッパ・クリエイト
帝国繊維、ビジネスエンジニアリング、ユアサ商事、ゲンキードラッグ、アークランズ、
三井物産、野村マイクロサイエンス、大倉工業などが年初来高値、および
上場来高値更新となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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