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Marketマーケットニュース

◆物価の落ち着きを好感し、米市場反発

2025.09.29 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 45,354.99 -399.94
TOPIX 3,187.02 +1.67
グロース250 763.29 +1.52
NYダウ 46,247.29 +299.97
ナスダック総合 22,484.07 +99.37
S&P500指数 6,643.70 +38.98

 

先週末の米市場は物価指標が予想通りとなったことを受けて、その安心感から3指数揃って
反発となりました。

 

週末発表された食品とエネルギーを除く8月のPCEコア(個人消費支出)は前月比、
前年同月比ともに市場予想と一致となりました。
加えて前月から比較すると物価上昇の勢いが鈍化していることも確認され、FRBが利下げに
踏みとどまるような結果とはならなかったことが好感され3指数ともに反発となりました。

 

セクター別では公益、一般消費財、素材、不動産などが上昇。
一方で生活必需品のみが下げました。

 

個別銘柄では先月下旬に通期の利益見通しを上方修正したことが好感されており、百貨店
大手のコールズが+5%超の上昇となったほか、EVのテスラもアナリストによる目標株価の
引き上げ
が好感され+4%の上昇。
インテルも台湾のTSMCに投資、提携を打診したことが引き続き期待されて続伸。

 

その他アルミ大手アルコア、ニューコアなどの資源関連や、金利低下を受けて住宅関連のDRホートン、
レナーなども上昇。
ダウ採用銘柄ではボーイング、保険大手のトラベラーズカンパニー、医薬品のメルク、ジョンソン&
ジョンソン
などが上昇となりました。

 

(日本市場)

先週末の日経平均株価は399円安と4日ぶり反落し、45,354円で大引けを迎えました。

 

前日の米国市場は良好な経済指標を背景に、利下げへの慎重姿勢が重しとなり米市場は
3指数揃って続落して帰ってきました。
日本市場もその影響と月末、週末要因ということもあって、持ち高調整の売りが広がりやすく、
日経平均株価は4日ぶり反落となりました。
一方で、これまで半導体関連を中心に買われていた節があるため、TOPIX、グロース市場は
上昇となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で6.2兆円。
値上がり銘柄は1197(74%)、値下がり銘柄は376(23%)と指数が反落したものの、
7割超の銘柄が上昇しました。

 

業種別では24業種が上昇。値上がり上位は不動産、食料品、建設、保険など。
値下がり上位は非鉄金属、電気機器、医薬品などでした。

 

個別銘柄では昨年12月初旬にエントリーとなった東宝銀行が+4%超の上昇で再び
年初来高値を更新!

 

(東宝銀行)

 

また6月半ばにエントリーとなった富士フイルムも逆行高で+3.5%の上昇でこちらも
年初来高値を更新!

 

(富士フイルム)

 

さらに昨年9月半ばにエントリーとなった早稲田アカデミーも1年超の右肩上がりで上昇
が続いており、こちらも年初来高値&上場来高値を更新!

 

(早稲田アカデミー)

 

その他、エントリーとなった銘柄では荏原実業、高松コンストラクションG、長谷工
コーポレーション、日本ハム、TAKARA&Co、テレビ東京HD、帝国繊維、加藤産業、
アークランズ、FCC、三井物産、マブチモーター、旭有機材、カッパ・クリエイト、
大倉工業、コニシ、ゲンキードラッグ、ケーズHD、信越ポリマーなど20銘柄以上が
年初来高値、および上場来高値更新となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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