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Marketマーケットニュース

◆利下げ期待が支えで米3指数揃って最高値更新!

2025.10.03 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 44,936.73 +385.88
TOPIX 3,087.40 -7.34
グロース250 715.09 -4.97
NYダウ 46,519.72 +78.62
ナスダック総合 22,844.05 +88.89
S&P500指数 6,715.35 +4.15

 

きのうの米市場は小幅高で3指数続伸し、総じて終値ベースで最高値
更新となりました。

 

一時的な政府機関の閉鎖により経済への悪影響が懸念され、弱い雇用指標の
発表で労働市場は減速傾向にあるものの、バッドニュースはグッドニュースで
FRBが
追加利下げに踏み切るとの観測が相場の支えとなり、米市場は3指数揃って
小幅ながら続伸となりました。

 

10月からの新会計年度の歳出をまかなう「つなぎ予算」が与野党の間で意見が
かみ合わず、1日より政府機関が一部閉鎖となっており、75万人の連邦職員が
仕事ができず、自宅待機となっていますがこの予算編成に対する共和党、民主党
の衝突は「シナリオのあるプロレス」と揶揄されており、両党にとっても閉鎖が
続くことは
よくないと分かっているため、早期に妥結されることがほとんどです。

 

今回も早ければ今週来週には妥結されてくるものと思われます。

 

セクター別では素材、情報技術、コミュニケーションサービスなどが上昇。
一方でエネルギー、一般消費財、不動産などが下げました。

 

個別銘柄では再び量子コンピュータ関連が賑わいを見せつつあり、リゲッティ、
Dウェイブクオンタム、IONQ、クオンタムコンピューティングなどが揃って上昇。

 

また利下げ観測が追い風となって、ビットフフ、ビットマイン、コインベース、
ハット8、ビットデジタル、ビットファームズ、クリーンスパークなどの暗号資産
関連も
軒並み高。

半導体関連もしっかりで政府やエヌビディア、台湾のTSMCなどから支援を受ける
インテルが上昇したほか、AMD、ラムリサーチ、マーベルテクノロジー、アプライド
マテリアルズ、ASML、STマイクロ、ブロードコム、クアルコムなどが上昇しました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は385円高と5日ぶりに反発し、44,936円で大引けを迎えました。

 

10月からのつなぎ予算で与野党での妥結ができず、米政府機関の一部閉鎖と政治的な
ゴタゴタはあるものの、前日の米ADP雇用統計では予想を下回る雇用者数の伸びから
FRBの利下げの支援材料になるとの観測から米市場は3指数揃って上昇しました。
また半導体関連が大きく上昇したこともあって、日本市場でも半導体のバスケット買いと
なり、ディスコ、スクリーンHD、東京エレクトロン、三井金属、SUMCO、ソフトバンクG、
キオクシア、KOKUSAIエレなどが上昇し、日経平均株価を押し上げる展開となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で5.5兆円。
値上がり銘柄は546(33%)、値下がり銘柄は1033(63%)と指数は上昇した
ものの半導体の一角が集中的に買われたことで中身としては値上がりよりも値下がり
銘柄の方が多い一日でした。

 

業種別では16業種が値上がりとなり、値上がり上位は医薬品、非鉄金属、
精密機器など。
値下がり上位は電気ガス、サービス、空運などでした。

 

個別銘柄では5月初旬にエントリーとなった東京精密が窓を開けて+9%の大幅高で
年初来高値を更新!

 

(東京精密)

 

また6月下旬にエントリーとなった三井金属も2バガーを達成後も引き続き買いが
継続していてこちらも+6%超のの上昇で年初来高値&上場来高値を更新!

 

(三井金属)

 

さらに4月初旬にエントリーとなった日本ハムも足元で再び上値追い開始となって、
こちらも年初来高値を更新!

 

(日本ハム)

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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