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◆日経平均は小幅ながら3日続伸!米市場予算成立見えず反落
2025.10.08 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 47,950.88 +6.12
TOPIX 3,227.91 +1.85
グロース250 752.52 +0.72
NYダウ 46,602.98 -91.99
ナスダック総合 22,788.36 -153.30
S&P500指数 6,714.59 -25.69きのうの米国市場は市場は、利益確定売りに押され、3指数とも下落となりました。
前日までの上昇でナスダックやS&P500の最高値更新が続き、ダウも最高値圏に
あることから短期的な過熱感が意識されこの日は軟調な展開。またつなぎ予算の成立のめどが立っておらず、米政府機関の一部閉鎖が長期化しつつ
あることも懸念材料として意識され、ダウは続落、ナスダックは反落となりました。セクター別では生活必需品、公益、金融などが上昇する一方で、一般消費財、
コミュニケーションサービス、資本財などが下落。個別銘柄では、オープンAIとの提携で前日急騰したAMDは+4%弱の続伸し、
アーム、インテルなどその他の半導体関連の一角が上昇するも、ラムリサーチ、
アプライドマテリアルズ、KLA、ASML、マイクロンテクノロジー、テキサス
インスツルメンツなどが下落。またクラウド事業の成長鈍化懸念でオラクルが下落し、マイクロソフトやグーグル、
アップル、エヌビディア、セールスフォースなどの主力ハイテク株も軟調でした。(日本市場)
きのうの日経平均株価は6円高と小幅続伸し、47,950円で大引けを迎えました。
前日にサナエノミクス期待から2000円以上上昇した日経平均株価は、本日も前日の
米市場で半導体関連が買われてナスダックが反発したこともあって、日本市場も大幅
続伸でのスタートとなりました。ただ前日に2000円以上上昇したこともあって、利益確定売りも出やすく中盤から終盤に
かけて徐々に下げ幅を縮小させるような展開となり、一時マイナス圏へ沈み、引けでは
わずか6円高と小幅な上昇にとどまりました。プライム市場の売買代金は概算で6.6兆円。
値上がり銘柄は800(49%)、値下がり銘柄は747(46%)と指数が朝方の
上昇を帳消しにしたことで売り買い拮抗の一日となりました。業種別では20業種が値上がりとなり、値上がり上位は鉄鋼、空運、ゴムなど。
値下がり上位はその他金融、小売、保険などでした。個別銘柄では7月初旬にエントリーとなった四国化成HDが+4%超の続伸で年初来
高値&上場来高値を更新!
(四国化成HD)
また5月下旬にエントリーとなったトーカロも同様に窓を開けて続伸し、こちらも年初来高値
&上場来高値を更新!
(トーカロ)
さらに2月初旬にエントリーとなった野村マイクロも続伸し、こちらも年初来高値を更新!

(野村マイクロサイエンス)
その他エントリーとなった銘柄ではデンソー、日本ハム、帝国繊維、ダイフク、
HOYA、東京精密、三井金属、ディスコ、などが年初来高値および上場来高値更新となりました。買われていた受講生の皆様、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】

中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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