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◆政府閉鎖の終了観測で米市場続伸!日経平均株価は初の49000円台突破!
2025.10.21 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 49,185.50 +1,603.35
TOPIX 3,248.45 +78.01
グロース250 730.75 +21.59
NYダウ 46,706.58 +515.97
ナスダック総合 22,990.54 +310.57
S&P500指数 6,735.13 +71.12週明けの米国市場は、3指数揃って大幅続伸となりました。
トランプ政権の高官の発言をきっかけに今月1日からの政府機関の一部閉鎖について
投資家の間ではまもなく閉鎖が終わるのではないかとの観測が出たことに加え、
トランプ大統領が会見で中国の習国家主席との会談を確認、通商合意に楽観的な
見解を示したことで買い注文が広がる動きが強まり3指数揃って続伸となりました。セクター別ではコミュニケーションサービス、素材、資本財、金融などが上昇。
一方で生活必需品、公益などは下げました。個別銘柄ではアップルがiPhone17の売り上げが米中で好調で、アナリストの投資
判断の引き上げで+4%の上昇。同じくアナリストの高評価を手掛かりに半導体のAMDをはじめKLA、アーム、インテル、
クアルコムなどが上昇し、SOX(半導体株指数)が最高値を更新。その他、米長期金利の低下を受けてニューモント、バリックマイニング、フリーポート
マクモランなどの産金関連も上昇しました。(日本市場)
週明けの日経平均株価は1603円高と大幅高し、49,185円で大引けを迎えました。
日経平均株価は6日ぶり最高値更新となり初の49000円の大台に乗せました。先週の米市場では米中通商交渉が前進するとの期待から3指数揃って上昇して帰って
来たことに加え、国内では21日に臨時国会召集で首相指名選挙が実施される予定で
日本維新の会が自民党と連立政権の樹立で合意する方針を明らかにしました。これにより「アベノミクス再来」との見方の強い高市新総裁誕生の期待が高まり、
プライム市場を中心に買われる動きが強まり、1600円超の大幅高となり、日経平均
株価は最高値更新となりました。プライム市場の売買代金は概算で5.3兆円。
値上がり銘柄は1456(90%)、値下がり銘柄は132(8%)と指数の大幅高もあり、
9割の銘柄が値上がりする一日となりました。業種別では33業種すべてが上昇となり、値上がり上位は銀行、情報通信、電気機器、
ゴム製品などでした。個別銘柄では7月半ばにエントリーとなったTDKが+5.5%の上昇となり、年初来高値
&上場来高値を更新!
(TDK)
また2月初旬にエントリーとなった野村マイクロサイエンスも続伸し、こちらも年初来高値を更新!

(野村マイクロサイエンス)
さらに5月下旬にエントリーとなったユアサ商事も足元で上値追いが再開しており、こちら
も年初来高値を更新!
(ユアサ商事)
その他、エントリーとなった銘柄では鹿島建設なども上場来高値更新となりました。
買われていた方、おめでとうございます!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】

中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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