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Marketマーケットニュース

◆米中通商交渉期待で米市場反発、日経平均は半導体株の下げで600円安

2025.10.24 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 48,641.61 -666.18
TOPIX 3,253.78 -12.65
グロース250 731.25 -10.89
NYダウ 46,734.61 +144.20
ナスダック総合 22,941.80 +201.40
S&P500指数 6,738.44 +39.04

 

きのうの米国市場は、貿易問題を巡る米中対立への警戒感が和らぎ、3指数
揃って反発となりました。

 

序盤こそ材料に乏しく、小動きだったものの中盤にかけて大統領報道官がトランプ
大統領と中国の習近平主席との会談を30日に行う予定であることが明らかに
なると、対中貿易摩擦悪化の警戒感が緩和し、買い優勢の展開となり、上げ幅を
拡大する展開となりました。

 

セクター別ではエネルギー、資本財、素材、情報通信などが上昇。
一方で生活必需品、不動産、公益などが下げました。

 

個別銘柄では決算発表を迎えたアルミ大手アルコアの1株利益が市場予想を上回った
ことから+12%超の大幅高。

 

また決算と同時に業績予想を上方修正したハネウェルも+7%高となり、ダウ指数をけん引。
またスリーエムやキャタピラーなどにも買いが入った他、米国がロシアの石油大手を
経済制裁の
対象に加えたことにより世界的なエネルギーの供給懸念が強まり、原油価格の
上昇を受けて、
エクソンモービルやシェル、シェブロンなどのエネルギー関連株も上昇しました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は666円安と続落し、48,641円で大引けを迎えました。

 

前日の米市場で米中貿易摩擦への警戒感が再燃したことから3指数揃って下落した
ことを受けて、日本市場でも売り優勢の展開となりました。

 

日経平均株価は一時800円超の下落となり、その後も押し目を買う動きは乏しく、
▲1.3%安で引けました。

もっともこの下落に寄与したのがソフトバンクG(-223円)、アドバンテスト(-171円)、
東京エレクトロン(-101円)とこの3銘柄だけで500円弱の日経平均株価の下げに寄与
しており、逆にこれら半導体関連と離れている内需関連などには買われる動きも見られました。

 

プライム市場の売買代金は概算で5.1兆円。
値上がり銘柄は963(59%)、値下がり銘柄は599(37%)と指数の下落とは
裏腹に6割近い銘柄が値上がりとなりました。

 

業種別では19業種が上昇となり、値上がり上位は鉱業、不動産、神パルプなど。
値下がり上位は情報通信、証券、電気機器などでした。

 

 

個別銘柄では6月半ばにエントリーとなったカナデビアが+5%超の上昇となり、年初来
高値を更新!

 

(カナデビア)

 

また5月初旬にエントリーとなった帝国繊維も足元で再び上値追いが再開しこちらも
年初来高値&上場来高値を更新!

 

(帝国繊維)

 

さらに昨年7月下旬にエントリーとなったニッスイも高値もみ合いの中、上昇しこちらも
年初来高値&上場来高値を更新!

 

(ニッスイ)

 

その他、エントリーとなった銘柄ではドウシシャ、鹿島建設、信越ポリマー、コムシスHD、
ユアサ商事、ビジネスエンジニアリング、セイコーG、マブチモーター、ファーストリテイリング、
など連日で10銘柄以上が年初来高値および上場来高値更新となりました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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