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◆相場の誤謬

2018.02.09

こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

本日も昨晩のNYダウが1000ドル以上下落したことを受けて、朝方から日本株も売られる展開となりました。

 

前掲のブログで反発はするものの一時的とお伝えしていたように再び下落する展開となっています。

 

 

◆万人があきれ果てたる値が出れば、高い安いの境なりけり

市場心理はまだまだ改善しておらず、大きな損失を出した投資家たちのビビりながら投資、トレードが続くと思います。

株価を動かすエネルギーは実はただ2つ。
・企業業績
・投資家心理(センチメント)
です。

今は業績は良いのにセンチメントが弱い状態です。

分かりやすい例でいえば多くの投資家たちはダンゴムシ状態です。

身を固めてうずくまっている状態で、外敵(乱高下)がいなくなったかな?
と様子見しながらまた身を開いて動き出す(買いに走る)

これに似ています。

 

しかし乱高下はいつまでも続きません。
徐々にですがいつもの日常の平穏相場に戻ってきます。

 

株価の値動きだけをみているとどうしても不安しかないようにみえますがここまで下がると今度は株式への投資妙味に分があると思う投資家も出てきます。

 

株式での収益利回りを表す株式益利回りはダウで5.8%まで上昇してきており、長期金利と比べても3%の乖離が生じるようになってきました。

 

過去平均で見ると長期金利との差を表すイールドスプレッドは3%程度で推移しており、ここに目を付けた投資家たちの下値拾いも出てくるものと思われます。

 

 

また日本株も10-12月期の決算が出そろい始め改めて業績の堅調さが窺えます。

その証拠に225採用銘柄の1株利益は1621.5円(2/8付)まで上昇してきており、きのうの終値で計算したPERは13.5倍まで低下してきて日本株も十分割安な状況下に入ってきました。

(日経平均株価と1株利益の推移)

まさにここに相場の誤謬が生じており、早晩この価格帯は見直されるとみています。

本日は朝から再び売られるような展開がみられると思いますが、データでみているファンド勢やGPIFなどの年金運用を行う国内の機関投資家はここぞとばかりに下値を拾ってくるでしょう。

 

前掲のブログでも「木を見て森を見ず」の話をしましたが、個別の銘柄、自身のポートフォリオばかりに目を奪われると本質を見失ってしまいます。

そんなときこそ全体を俯瞰してみることが重要です。

 

その一つのコンパスになってくれるのがマクロ的なデータです。

これが日本株の投資にも非常に影響を与えるということです。

 

しかもマクロデータで示唆するものに裏切られることは非常に少ないわけです。

 

 

日本株でどう稼ぐか、突き詰めれば実はマクロデータを見れば分かることです。

しかし多くの投資家はこれを無下にしてしまっています。

 

だからちょっと勉強するだけで差が出る、たったこれだけでパフォーマンスが面白いように変わってくるのにもったないです。

稼ぎたい方は本気で経済を勉強されてみてください。今回の相場でヤラれてしまった方は特に。

でないとまた同じことが起これば繰り返すハメになると思います。

 

 

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