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◆やはりシュリンクし始めた日本株

2018.07.23

こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

前掲のブログで、「日本株ば目先10合目に到達した」と書きました。

 

あまり当たって欲しくはないものですが、本日前場で日経平均株価は一時300円以上前日比で値下がりを喫する展開となり、後場に入るとその下げ幅を拡大させ、まさに登頂達成した登山家が急いで下山する動きを見せています。

 

トランプ大統領は対中輸入品の5000億ドルに関税賦課をかける用意があるとコメントしており米中貿易問題の再燃に加えて、FRBの金融引き締め政策についても噛み付いています。

これによりドル円は113円をピークに110円割れまで一気に円高が進み、これまで円安頼りで上昇していた主要株にも利益確定売りが目立つ展開となりました。

 

ただ10合目到達と言ったこの意味はこれらの要因だけではありません。。。

 

今週より日本でも4ー6月期決算発表ラッシュが訪れますが、様々なデータから勘案するに特段の政府介入がない限りは(目先は無し)下がる理由しか見当たりません。

 

 

日銀短観だけみても、景況感が良いところは数えるほどしかなく、多くのセクターでは先行きの業況は芳しくありません。

前期1ー3月期決算に引き続き足元の内容はさほど悪くない内容が出てくると思います。

 

しかしながら、先行きの不透明感が増していることもあって、またセンチメントは冷え込み始めましたので素直に良好な決算の数字が出たとしても、買い向かう動きは少なく、教科書的な決算プレイになるとみています。

 

一部のセルサイドアナリストには「決算を期に割安な日本株が見直される」とのコメントを出している人もいますが、所詮彼らはセルサイド。

顧客である個人投資家が儲けようが損しようが手数料さえ落としてくれればそれで良いのです。

 

データをきちんと分析して発言しているのか甚だ疑問です。。。

単純にPERやEPSなどのデータをみて発言しているようであれば、危険な兆候です。

 

マジで騙されないでくださいね。

 

 

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