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◆大手企業に欠落するイノベーションスピリット

こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

今年は大手企業の不祥事が相次ぐ年となりました。

最近でいうと神戸鋼の品質データ改ざん、自動車メーカー各社の無資格管理者による品質チェック、三菱マテリアルの子会社による検査データの書き換えなど上げれば枚挙に暇がありません。

 

そんな中再び大手ゼネコンによる不祥事疑惑がありました。

 

◆リニア不正入札で4大ゼネコンが家宅捜査

リニア中央新幹線の関連工事の入札をめぐり大手ゼネコンが談合をしていた疑いが浮上。

東京地検特捜部がきのう、独禁法違反の容疑で鹿島、清水建設、大林組を家宅捜索。

これをきっかけに同社株は大きく下落しており、本日は4大ゼネコンの大成建設が家宅捜査を受けておりこちらも大きく下落する展開となっています。

 

これまで「モノづくりニッポン」を代名詞として経済発展を遂げてきたこの日本で大手企業による不祥事が相次ぐこの動きを俯瞰して見るとおそらくイノベーション、またはイノベーションスピリットが欠落しているから何かズルをして稼ごうという気概が出てくるのかなと思います。

 

これは日米の株式市場をみてもそれが伺えます。

米国の時価総額トップは

アップル 9000億ドル(約101兆円)

マイクロソフト 6650億ドル(約75兆円)

アマゾン 5700億ドル(約64兆円)

アリババG 4400億ドル(約50兆円)

フェイスブック 4300億ドル(約48兆円)

と上位5社を見ても所謂「老舗」と呼ばれる銘柄は一つもないのがお分かりいただけるでしょう。

かつて時価総額の上位にいたGEやGM、金融大手を抜き去った企業はイノベーションを起こしてスピード出世した企業ばかりです。

 

これと比較して日本企業の時価総額上位5社は

トヨタ 23兆円

三菱UFJ 11.5兆円

NTT 11兆円

NTTドコモ 10兆円

ソフトバンク 10兆円

と、、、ご覧のあり様です。

ソフトバンクはAIロボットのペッパーや10兆円ファンドの創設など新しいことをやる革新性を持っている企業ですが、その他は老舗企業が軒を連ねている状態です。

 

トヨタの経営戦略とされる「kaizen(改善)」という言葉は英語でもこの表記で使われるほど世界に浸透しているわけですが、このkaizenとは生産現場で行われている作業の見直し活動のことを指します。

 

作業効率の向上や安全性の確保などに関して、経営陣から指示されるのではなく、現場の作業者が中心となって知恵を出し合い、ボトムアップで問題解決をはかっていく点に特徴があります。

 

しかしながら、これが行き過ぎてしまった挙句、現場はkaizenをはき違えて「ルール通りにやらなくても品質や制度に問題はないから良いよね?」という意識が敷衍してしまった結果として不正、改ざんが長らく、そして当たり前かのように横行してしまった、それが今になって有象無象に出てき始めたということなのでしょう。

 

今回紹介している大手の不祥事はおそらく表沙汰になっていないだけで氷山の一角に過ぎないとみています。

 

これは、取引先だけでなくステークホルダーである株主をも裏切る行為でもあります。

コーポレートガバナンスコードが叫ばれて久しいわけですが、こうも不正が続くとまだまだ投資家と企業間には情報の非対称性が生じているなとつくづく思います。

 

僕はやっていませんが、特に個人投資家などは国が提唱しているNISAなどで買う銘柄は大型株を嗜好する傾向があり、今回の大手ゼネコンなんかは2020年に向けてオリンピック特需などの思惑から証券会社から「安定して上がる」と勧められて買っていた人も多いことでしょう。

株主にとってはまさに絵に描いたような寝耳に水です。

 

マイナスで決済しようものなら非課税どころか資産減少です。

また、マイナスで決済しようが非課税対象枠は減少してしまいますので年間120万円のうち半分の60万円をゼネコンにつぎ込んでいれば残り60万円しか非課税対象枠がありません。

 

そういった意味で個人的にはNISAは世界でも最も厳しいルールの中での運用となり、投資初心者向けではなく、投資上級者がやる運用だと思っています。

簡単に銘柄の乗り換えができないのです。

 

資産運用の良いところはダメなら見切りをつけて違う銘柄に資金を回すというところが最も重要だと思いますがそれが出来ないということは、「直進しかできないクルマ」に乗っているのと同じです。

そんなクルマ乗りたいですか??

これを本当に良いと思って推し進めている国自体、正気の沙汰とは思えません。

 

ボロカスに正直な意見を書きましたが、日本にも戦後、高度経済成長期というものがあったわけです。

この時はまさにイノベーションがもたらした経済成長だと思っています。

 

トヨタの話をだしたので、それに付随する?(知っている方は知っている内輪揉め)川鉄の話しをしますと、

まず「川崎製鉄」、、、と言っても若い方は分からないかもしれませんが、現在のJFEスチール(親会社はJFEホールディングス)のことです。

同社は戦後の資金不足の中、巨額を投じて製鉄所を作りました。

 

川崎製鉄の社長西山弥太郎氏は当時の日銀総裁である一万田尚登(いちまだひさと)に製鉄所建設を反対され、「建設を強行するならぺんぺん草を生やしてやる」とまで言われながらも強行しました。

この製鉄所の稼働が高度経済成長のひとつの足かせとなり、今の日本があるとみています。

 

以前川鉄の西山弥太郎の生涯を描いた小説、「鉄のあけぼの」を読みましたが、個人的には今の日本を作った先人たちが熱きイノベーションスピリッツでどんなに反対されようとも義を貫き、日本の経済成長の足掛かりを作っていく姿は心を震わせる内容です。

作者の黒木氏の西山氏を偶像化するドヤ論が多少入っていますが笑

 

でも本当に今の日本企業に欠落しているイノベーションスピリッツを思い出させてくれる良い本だと思います。

日本でもこんな企業、そしてそんなイノベーションを生み出すアイデアを応援する国としての支援の在り方が未来の日本を作ると思います。

シリコンバレーなどと比べるとまだまだ日本のアーリーステージ企業を支援する土壌はまだまだだと感じます。

 

西山弥太郎を知らない人はぜひこの年末年始の読み物としてピックアップしてもらえればと思います。

 

 

 

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