
◆4月に書いたウエストHD【1407】のその後・・・
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
昨日、授業が終わったあと講義用のテキストを少し改訂し、授業のシミュレーションを誰もいない教室でひとり行っていたのですが、そのときちょうど旧友から電話があり「良い知らせ」がありました。
株のこととはまったく関係のないプライベートなお話ですので出すまでもありませんが、自分の身近な人が喜んでいたり、嬉しいことがあると自分まで元気がもらえます^^
受講生さんからもたくさんメールやLINEメッセージをいただきますが、「利益が出せました!」という報告をいただくと本当に嬉しく思います。
僕が一生懸命教えるのはもちろんですが、それ以上に学ぼうという姿勢がその生徒さんにあったからこそ良い結果がついてきたのだと思います。
いくら僕が一生懸命であっても、当人が人任せであったり、教わったことと違うやり方をしてしまえば良い結果は望めません。
受講生の皆さん一人ひとりにおいて常に「二人三脚」の気持ちで共に成長していきたいと思っています。
本日もお昼から個別質問と授業があり、お盆休みなく動いていますので、受講生の皆さんも遠慮なく僕のことを使ってくださいね。
さて、4月に書いたブログでウエストHD【1407】のことを取り上げていました。
こちらの銘柄は3月に注目し値上がりを期待していたのですが、4/14に発表した中間決算で下方修正が発表されたために目標株価を引き下げました。
参照:http://ameblo.jp/manakabucom/entry-12014758803.html
ブログで書いたころのウエストHDは1000円程度の株価で下方修正発表前までは目標株価3000円超程度と目していましたが、下方修正が発表されたためそれに合わせて目標株価を引き下げなければならなくなりました。
上記の過去のブログにも書いていますが引き下げた目標価格は1000円~良くて1200円としていました。
以下がその後のウエストHDの値動きです。
下方修正が発表された後は、少々売りが行き過ぎていたので、上図の目標株価を書いていましたが、
やはり想定していた通り戻しても1000円がやっとで、そこを戻り高値として再び下落する展開となりました。
ネガティブな材料でもそれが売られ過ぎの場合は買戻しが入りますし、ポジティブな材料が出てもそれが期待していたものとは違えば下がるのです。
たまに上方修正を発表したのに株価が下がった銘柄を見たことがある経験者の方もいると思います。
その理由は、上方修正を期待して買われていたがその修正値がすでに現在の株価以下の内容であったためにいくら上方修正という内容だったとしても売られるということなのです。
つまり、期待値の方が高すぎていたということですね。
ということは単純に「上方修正」というキーワードだけではなく、その「業績内容の変化率」が重要ってことなのです。
これが昨日のブログでも書いていた株式市場内での2つの価格の存在、そしてその価格の違いによって歪が生じるということなのです。
そして株価は多少の需給の揺れはあるもののその2つの価格にかい離が生じていれば現在の株価は必ず適正価格に収束していく動きをしていきます。
株式市場には必ずこの歪があるから利益が得られるわけです。
適正価格が算出できれば先のシナリオが簡単に読めるようになります。
これは僕が10年間相場と対峙してきて身に付けた専売特許です(笑)
巷に売っている本などから取得したものでもなく、独自に編み出した手法なので同じ方法を探すことは一切出来ません。
今回7/14に3Q決算発表を行っていますが、下方修正後の業績に対する進捗率は悪くないため10月半ばに発表される本決算で下方修正した業績予想を達成することが出来、なおかつ同日に発表される16年8月期が増益予想であれば、信用回復につながり、再び株価は1500円~業績予想の内容によっては2000円くらいまで上昇していく可能性はあると思います。
参考までにその後の株価を追ってみると面白いと思います。
僕がやっている体験勉強会はこちらです
http://manakabu.com/taiken
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