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◆バリュー株→グロース株の動きは続くのか?

おはようございます。マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 25,349.60 +444.01
TOPIX1,729.07 +28.27
マザーズ 1,203.84 +18.81
NYダウ 29,397.63 -23.29
ナスダック総合 11,786.43 +232.57
S&P500指数 3,572.66 +27.13

きのうの米国市場は前日とは逆でダウは小幅マイナス、ナスダック、S&P500
はプラスという展開となりました。

欧州に続き米国でも新型コロナの感染拡大が顕著になってきており、足元の
1日当たりの新規の感染者数は15万人に到達しようとしています。

 

(米国の新型コロナ感染状況)

 

そのため、ニューヨーク州がレストランやバーでは22時に閉店し外出制限を強める
との報道がなされたことで再びハイテク株に買い戻しの動きが広がりました。

 

個別銘柄では、先日のファイザーとビオンテックによるコロナワクチンの開発
報道がアゲインストとなるナスダック主要のGAFAM(グーグル、アマゾン、
フェイスブック、アップル、マイクロソフト)やビデオ会議システムの
ズームビデオコミュニケーションズなどに買い戻しの動きが広がり、ナスダック
が反発大きく反発する展開となりました。

(ダウとナスダックおよび主要ハイテク株の1か月来パフォーマンス)

 

またファイザーに関しては、開発中のワクチンに関する良好な治験結果を発表した
当日、同社のCEOが560万ドル(約8億円)相当の自社株を売却していたことが
明らかとなり、取引開始直後▲3%ほど下落する場面も見られ、ステークホルダー
に対してあまり行儀の言い行動とは言えません。

 

ファイザーのワクチン開発で景気敏感株や資本財関連などこれまで弱かったセクター
が買われてメディアでもよく言われるように、グロース株→バリュー株という資金の
流れが起こりましたが、個人的にはこれが継続することはなく、きのうもお伝えしたように
ワクチンも開発されても運搬の問題、生産、供給量の問題、そしてそもそも早急に作られた
一発目のワクチンを果たしてどれほどの人が受け入れて摂取してくれるかという問題が
山積しており、広まるには相当の時間を要すものとみています。

 

そのため、withコロナは来年も続くこととなり、グロース株を売ってバリュー株にシフトする
動きという点はまだ早計だと考えています。

 

本日の日本株は為替でドル円の円安が一服していることもあって、米国市場同様に
景気敏感株、輸出関連などの上昇にはやや一服感が見られてくると思われます。

一方でマザーズなど新興企業、ITサービス関連に物色の矛先が向かうものと思われます。

 

このところ急ピッチで株価の上昇が続いており、きのうも「ここから買い向かうのはやや危険」と
お伝えしていましたが、一部の指標には過熱感が見られるものの、騰落レシオなどにはまだ
過熱感がみられてません。

(騰落レシオの推移)

騰落レシオは値上がり銘柄の数と値下がり銘柄の数で算出されるもので、120を超えると
過熱と言われますが、足元では97程度で株価の上昇の割には過熱していません。

 

また投資家のセンチメントを示すグローバルセンチックス指数もコロナ時からようやくゼロを上抜いてきた状況で、株価との相関も強いため、ここからしばらくこの指数が上昇するようであれば、株価の上昇も持続するかもしれません。

 

29年ぶりの高値を取った日経平均株価ですが、戻り売りを待つようなしこりもなく、
明日はSQ算出日でもあるため、意外高が起こることもあり得るとみています。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。

 


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