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◆投機的な動き弱まり上伸する日米株

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,362.17 +271.12
TOPIX 1,847.02 +17.18
マザーズ 1,253.48 +19.14
NYダウ 30,687.48 +475.57
ナスダック総合 13,612.78 +209.39
S&P500指数 3,826.31 +52.45

昨日の米国市場は3指数揃って続伸となりました。

ロビンフッダーによゲームショップのゲームストップや映画のAMCエンター
テインメントが売られ急落、きのうお伝えしていた銀への集中投機も一日で
終わりこちらも急落する展開でこのところの投機的な動きが落ち着くとの
見方が強まり安心感が買いを誘う展開となりました。

ダウは前日比で457ドル高と今年最大の上昇率を記録しました。

バイデン大統領が掲げる総額1兆9千億ドルの経済対策について野党・共和
党が反対する中、与党・民主党が単独で成立させる準備を進めていることから
経済対策成立への期待が高まり、景気敏感株が幅広く買われ、財政出動拡大観
測で金利が上昇し、金利上昇による収益改善期待から金融株が上昇したことも
指数を押し上げました。

 

取引終了後に10-12月期決算を発表したアルファベット(google)は年末商戦
での広告収入が寄与し売上高が予想を上回りました。
これを受けて同社は時間外の取引で6%を越える上昇となっています。

 

またアマゾンも決算を迎え10-12月期決算で3四半期連続の過去最高益となり、
売上高は四半期として初めて1000億ドルを超えました。

ただCEOのベゾス氏が退任し執行会長となることを受けて、時間外取引では
小動き、市場の反応は様子見のようです。

 

株価も堅調だったのですが、個人的には原油が1バレル=55ドル台にまで
上昇したことがエネルギー関連株への買いへと波及した点です。

今回の上昇の要因となったのが米北東部への寒波襲来による暖房需要の増加
観測、経済対策成立後の需要回復期待から買いが入り、昨年1月23日以来、
約1年ぶりの高値を付けました。

バイデン政権のもと、グリーンエネルギーの普及を掲げられているだけに
原油などのオールドコモディティは売られやすくなるのではとみて
いました。

しかし、グリーンエネルギーの実際の普及としては長い期間を要するため
足元で原油価格へのネガティブインパクトにはならないようです。

米国では「リグ」という掘削マシーンを用いて地底や海底に眠るシェール
オイルを掘削しています。
(シェールオイルを掘削するためのリグ)

(掘削リグ稼働数)

ただ、景気の回復に先んじて北米での原油の掘削リグの稼働数は足元で
295基とコロナ禍で減少していた最悪期の200基割れから考えると1.5倍にまで
回復してきています。

米国の原油精製企業のベイカーヒューズが毎週発表してくれるこのリグ
稼働数の3か月平均の稼働率は平均で2.26%です。

 

単純計算でも50週で+100%となり、年内に今の300基弱からコロナ前の水準の
600基超まで増加してもおかしくはない計算となります。

この稼働数が増えると供給過多となり原油価格の重しになることには中期的に
注意をしています。

 

本日の日本株は米国市場が堅調だったことを受けて、朝方は続伸する展開と
なるとみています。

しかし、きのう大幅高したこともあって上昇後は利益確定売りも出やすくなり
やや上値の重い展開になるのではとみています。

ことしの節分は124年ぶりの2月2日でした。この貴重な節分を体感できる
のは何とも言いようのない有難さがありますね。

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