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◆巣篭もり後関連に注目

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,646.50 +284.33
TOPIX 1,871.09 +24.07
マザーズ 1,258.96 +5.48
NYダウ 30,723.60 +36.12
ナスダック総合 13,610.54 -2.24
S&P500指数 3,830.17 +3.86

昨日の米国市場は前日の大幅高もあって利益確定売りも出やすく、
3指数は前日から小幅な値動きとなりました。

きのうは1月のISM非製造業景況指数が発表されましたが、事前予想の56.8を
大きく上回る58.7で、およそ2年ぶりの高い結果となりました。

中でも新規受注(+3.2)や雇用(+6.5)が大きく伸びて同指数を押し上げました。

今月1日にISM製造業景況指数が発表されこちらも58.7(前月は60.7)と
やや前の月から落ち込んでいただけに非製造業の回復はサプライズになりました。

(ISM景況指数とS&P500の推移)

これまでもお伝えしていますが、GDPの先行指標にもなるISMとS&P500指数は
パラレルに動く傾向があり、過去推移を見ても60近辺がピークとなっていて、ここ
からさらに景況感が上昇し続けることは少なく、横ばい、その後下落という道筋を
辿ります。

 

よって今はこの景況感が良いからこそダウもS&P500も最高値を更新する動きが続いて
いていますが、この景況感が前月比で2,3カ月連続で下がってくるようですと株価
もいったん調整を迎えるようなタイミングに入りやすくなります。

また、非製造業の景況感が良好な結果となった理由の一つに米国の足元の一日
当たりの新規のコロナ感染者数は11.5万人とことし1月に記録した1日当たり
30万人超から3分の1までシュリンクしていて、おそらくこれもサービス業の
回復につながっているものと推測されます。

(米国のコロナ感染状況)

 

減少傾向に入った契機となったと思われるのがワクチンの接種率の上昇です。

英オックスフォード大学と英Global Change Data Lab(教育研究の事前団体)
が公表する世界各国のコロナワクチンの接種率ですが、以前米国では6.6%とまだ少ない
状況でしたが、足元では9.9%まで上昇してきています。

(各国のコロナワクチン接種率)

今後もワクチンの接種が進むにつれてISMサービス業の景況感の回復も顕著になって
くるでしょう。

ただ、ワクチンの普及が進むとマーケットでも個別銘柄の資金の向かう先が変わって
きます。

すでに起こり始めていますが、これまでは日米ともに巣篭もり関連への物色が
膨らんで相場をけん引していましたが、徐々に巣篭もり後の関連銘柄への物色が
始まってきています。

 

特にセクターではサービス業の中でもエアをはじめとした旅行関連、フィットネス、
イベント関連などこれまで消費が強制的に抑えられていたところに見直し買いが
入りやすい場面が続くとみています。

 

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