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◆製造業を中心に上方修正ラッシュ

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,520.07 -42.86
TOPIX 1,933.88 +3.06
マザーズ 1,311.57 +21.59
NYダウ 31,458.40 +27.70
ナスダック総合 14,095.47 +69.70
S&P500指数 3,934.83 +18.45

先週末の米国市場は前半小動きでしたが、取引終了間際にかけて
上値を伸ばし、ダウは2日ぶりに過去最高値を更新、S&P500と
ナスダックは連日で最高値更新となりました。

 

朝方に2月のミシガン大学消費者信頼感指数が発表されましたが、
予想80.8に対して、76.2となり、前月からも低下しましたが、あまり材料視
はされず、バイデン大統領がファイザーやモデルナとコロナワクチンの追加
供給で契約を結んだことや、追加経済対策による景気回復期待が引き続き
相場を下支えする格好となっています。

 

米国株はコロナ禍でのテック関連物色からワクチン、追加経済対策への期待
からオールドエコノミー関連への物色へと波及し、そこから再びテック関連
へ戻る循環物色が起こっており、日本株でもこの動きが出てくるかどうか
注目しています。

◆製造業を中心に上方修正ラッシュ

先週はトヨタが第3四半期決算を発表しましたが、コンセンサス予想を上回り、
さらに今期の上方修正も発表しました。

経常利益ベースでは1兆7600億円→2兆5500億円となっており、50%弱の
上方修正と非常に好調です。

 

2月5日までの20年4-12月期決算を発表した企業は894社で、純利益ベースでは
前年同期比で▲22.1%となったものの、4-9月期(中間決算)での純利益ベース
の前年同期比▲39.6%から大きく改善していて行政回復の兆しが見えてきています。

 

さらには全体の約3割の285社が純利益ベースで上方修正を発表しており、下方修正
は42社にとどまる結果となっています。

 

主な業種としては電気機器、化学、機械、輸送用機器などに上方修正企業が
多く、巣ごもりに拠るパソコン、ゲーム機をはじめ、IoTやEV、5Gに必須の
半導体関連や内部の部品を作る企業の業績上振れが目立ちます。

 

外需では中国およびアジア向けの輸出が早期に改善したことなども製造業の
回復を手伝ったものとみています。

(エリア別貿易収支と日経平均株価の推移)

グラフで見ると米国はようやく前年同月比でプラマイゼロ近傍まで回復して
きましたが中国においては20年7月からプラスに転じてきていて、アジアも
12月よりプラスに転じてきました。

 

足元の企業業績は完全に底入れしており、来期増益への期待が高まる中、
日米ともに行われている金融財政による流動性の供給が今の株高を醸成
しておりバイデン政権の1.9兆ドルの大規模な経済対策が大詰めを迎える中
今週日経平均は30000円ワンタッチもあり得るとみています。

 

ただ、注意しておきたいのが米長期金利の動向で、先週1.2%まで急上昇して
おり、この金利の上昇スピードが速まれば株式へのリスク警戒が高まることに
なるので警戒はしておきたいと思います。

 

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