無料株式セミナーについて

◆前日の下げは本格的な下げの予行演習

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,671.70 -484.33
TOPIX 1,903.07 -35.28
マザーズ 1,219.71 -54.91
NYダウ 31,961.86 +424.51
ナスダック総合 13,597.97 +132.77
S&P500指数 3,925.43 +44.06

きのうの米国市場はパウエル議長の下院での公聴会で改めて景気回復に
向けて現在の金融政策の継続の必要性を示したことをきっかけに買い直し
が広がり3指数揃って大幅上昇となりました。

ダウは足元で高止まりをしていましたが、きのうの上昇で最高値を更新し
一時32000ドルを上回る展開もみられました。

加えてジョンソン&ジョンソンが開発中のコロナワクチンについてFDA
(米食品医薬品局)は24日、「安全かつ1回の接種で高い効果がある」との
報告書を発表し、近く緊急使用の承認がされる見通しとなったことも
追い風となりました。

リスクオンの動きは株式市場だけにとどまらず、原油価格も63ドル台まで
上昇、EIA(米エネルギー情報局)の週間統計で、異例の寒波の影響で
原油生産が急減したことで世界的な在庫減少の加速と需要回復を見越す
動きが広がっています。

 

◆前日の下げは本格的な下げの予行演習

パウエルFRB議長の発言により、米国株は再び買い直されましたが、前日
に起こったナスダックを中心とする下落は本格的な調整への予行演習だと
みています。

 

いまマーケットに存在する株価を支える材料として、ワクチンの普及の
ほかに追加の経済対策への期待が残っています。

 

相場概況でも再三にわたり「追加経済対策への期待が支えとなり」という
くだりで株価が下押ししたら買われる向きがこれまで見られていますが、
徐々に米長期金利の上昇と共にこれが弱まると考えています。

 

特に追加経済対策が発動されれば赤字国債の増発、それが金利上昇を招き
そうなれば1.5%を超えてくるのは時間の問題です。

1.5%~1.7%まで上昇してくると金利上昇に弱いグロース株が集まるナスダック
を中心に下げが加速し、それが日本株へと波及してくることには注意が
必要です。

 

売り方もプラス材料が出尽くしてから積極的に売り転換を考えている
はずですので、追加経済対策が発表されたタイミングが警戒ポイントです。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。