無料株式セミナーについて

◆米国市場、リスクオンに回帰し9ヵ月ぶり大幅高

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,663.50 +697.49
TOPIX 1,902.48 +37.99
マザーズ 1,217.45 +3.36
NYダウ 31,535.51 +602.12
ナスダック総合 13,588.83 +396.49
S&P500指数 3,901.82 +90.67

週明けの米国市場は3指数揃って大幅反発となりました。
S&P500は9ヵ月ぶりの大幅高で取引を終えており、特に小型株で構成される
ラッセル2000が3.4%の上昇となり、ナスダックの3.01%をも上回る展開
となり幅広い銘柄に買いが広がりました。

 

先週は金利上昇が株式市場にネガティブインパクトを与えましたが、きのう
お伝えしていたようにやはり一過性で終わる動きが強そうで、マーケットでは
今の金利上昇はまだまだフレンドリーな上昇と捉えられているフシが強い
ように思えます。

 

加えてバイデン政権による追加経済対策ではが最低賃金の引き上げなどを
除いて3月中旬までに成立する見通しとなり、先週ちょうど下押ししたことで
この材料も出尽くしどころかプラス材料と捉えられリスクオンの買いが
終始続く一日となりました。

きのう公表されたISM製造業景況指数は60.8と市場予想の58.5を大きく
上回りました。

(ISM製造業景況指数とS&P500指数の推移)

一部では部品の供給不足懸念がありましたが、原材料コストが大きく
上昇し、仕入価格指数は4ポイント近く上昇して86と、08年7月以来の
高水準に達しています。
また新規受注も堅調に伸び64.8となり、ISM指数を押し上げる結果となりました。

https://www.ismworld.org/supply-management-news-and-reports/reports/ism-report-on-business/pmi/february/

 

両手を挙げて株価上昇を喜びたいところですが、一つ気がかりなのが
これだけ株式市場が強い上昇を見せている一方で原油価格が下落した
ということです。

 

昨年2月下旬にコロナの感染拡大で世界の株式市場が大きな下落となった
ときもそうでしたが、コモディティの中でも特に原油の動向は株式などの
リスクアセットよりも先んじて動く傾向があるため、注意はしておきたい
ところです。

 

今回の油価下落の要因はきのう発表された中国の2月の財新製造業PMIが
50.9と3カ月連続で低下したことと足元のドル高により、ドル建てで取引
される原油先物に割高感が台頭したことによるものです。

 

コロナ震源地である中国ではどこよりも先に封じ込めに成功し、経済の
復調を遂げ、足元では日本の製造業輸出に大きく貢献してきているだけに
ここで鈍化するような動きが続くようであれば、足元リフレ取引で
持てはやされていた半導体や素材関連を中心に上値が重くなりやすくなり
ますので、中国の動向には目を光らせておいていただければと思います。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。