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◆米国株3日続落、調整入りか?

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,930.11 -628.99
TOPIX 1,884.74 -19.80
マザーズ 1,171.81 -25.85
NYダウ 30,924.14 -345.95
ナスダック総合 12,723.47 -274.28
S&P500指数 3,768.47 -51.25

きのうの米国株式市場は、3指数揃って続落となりました。

午後に予定されていたパウエルFRB議長がウォール・ストリート・ジャーナル
主催のウェビナーでの発言待ちで、取引開始直後は小動きでしたが、出席
したパウエル議長が長期金利の上昇について注視しつつも、無秩序な市場環境
になれば懸念材料になると発言、またそうなった場合の対応策にも言及
しなかったことで米長期金利が1.55%まで一気に跳ね上がり、リスクオフ
の動きで金利上昇が逆風となるハイテク株を中心に売りが広がりました。

ダウは一時30500ドル手前まで下落し、取引終盤にかけて下げ幅を縮小させた
もののこれで3日続落となっています。

 

一方、原油については主要産油国がOPECプラス会合で減産規模の維持で
合意したことを受けて原油先物価格は上昇、WTIは1バレル64ドル台まで上昇し、
ダウ採用のエネルギー関連のシェブロンなどは上昇しています。

 

米国株が下落したことで本日の日本株も続落する展開となると思われます。
さらに今晩は2月の米雇用統計が発表されることもあって下押ししたところを
拾う動きも限られるとみています。

 

ただ、本当のリスクオフになった場合は、株式がクラッシュすると同時に
原油が売られ、ゴールドや債券は買われ金利は低下します。

いまの相場はそれが起こっておらず、追加の経済対策への期待やワクチン普及
などこれまでポジティブな面ばかりを捉えて上昇してきた分の一時的な調整
であり、慌てる必要はありません。

 

パウエルFRB議長が言うように雇用の回復にはまだ相当の時間がかかるとみられ
向こう1年で物価上昇の公算は大きいが、それは一時的なものにとどまり、
FRBが物価目標とする2%超になるには不十分との見解を示しています。

(米長期金利の推移)

米長期金利は歴史的にも過去最低水準圏にあります。

 

いまは米金利が癇癪を起しているだけであり、この乱高下が一服してくれば、
日本株も同様にこれまでコロナ禍で相場のけん引役となっていたグロース株や
半導体関連が真っ先に買い直される動きが見られ始めるとみています。

 

持ち株が下がったからとてまったく売る必要はなく、むしろ下押しした好業績銘柄は
買いのチャンスだと捉えています。

 

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