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◆追加経済対策可決で米長期金利の動向に注目

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,027.94 +284.69
TOPIX 1,917.68 +24.10
マザーズ 1,154.01 +6.15
NYダウ 31,832.74 +30.30
ナスダック総合 13,073.83 +464.67
S&P500指数 3,875.44 +54.09

きのうの米国市場は3指数揃って上昇となりました。

前日はダウは上昇、ナスダックは金利上昇が嫌気されて下落となっていました
が、長期金利が1.6%台から徐々に下がっていったことをきっかけに、
半導体、ハイテク株中心に買い直されナスダックは3.6%の上昇、半導体
指数(SOX)は6.1%の上昇となりました。

 

OCED(経済協力開発機構)は2021年の世界経済見通しを発表し、前回
昨年12月の世界の成長率は4.2%でしたが、ここから1%以上、上方修正され、
ことしの見通しを5.6%としています。

(OCED正解経済見通し)

日本も2.7%、米中もそれぞれ6.5%、7.8%と世界的なワクチン普及を背景に
大幅に上方修正されています

一方で米国の財政支出による赤字の拡大と油価の上昇はいずれインフレ圧力
となり、景気回復を支えるために各国中央銀行が行っている金融緩和策は
再考を迫られると警告をしています。

 

◆追加経済対策可決で米長期金利の動向に注目

早ければ今週中にも追加経済対策が上下院で採決される予定ですが、
これが決まったあとの米長期金利の動きに注目をしています。

足元では大規模な追加経済対策による米国の財政悪化、インフレ懸念から
長期金利が先んじて上昇する動きで、この急騰劇が株式市場にネガティブな
インパクトを与えてきたことはご周知の通りです。

 

相場の格言に「Buy the rumor,Sell the fact(噂で買って事実で売れ)」
があるように、実際に追加経済対策が出てしまえば長期金利の上昇が
落ち着く可能性もありますし、逆に出たことでさらに金利の上昇を招く
可能性もあります。

 

重要なポイントは景気回復につれて今の水準から金利への上昇圧力は強まる
ものの、上昇のピッチが緩やかであれば株式市場へのインパクトも少なく、
金利高、株高が並走できるとみています。

しかし、ここ数週間のような急騰、急落とボラタイルな展開となれば、株式
への混乱を長引かせてしまうおそれもあります。

 

足元ではリフレトレード(グロース株からバリュー株シフト)が顕著ですが、
金利の上昇が落ち着きをみせれば、再びグロース株への見直し買いが進むと
みており、きのうの米国株のハイテク株が買われたように、日本でもマザーズ
中心にグロース株や息の長いテーマであるDX関連、半導体関連へ資金が
舞い戻る可能性があるとみています。

そのため、このあたりを個人的に仕込んでいます。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
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