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◆日米金融政策会合後、再び高値更新へ

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,921.09 +154.12
TOPIX 1,981.50 +12.77
マザーズ 1,213.68 +16.79
NYダウ 32,825.95 -127.51
ナスダック総合 13,471.57 +11.86
S&P500指数 3,962.71 -6.23

きのうの米国市場はFOMCを前にナスダックは小動き、ダウは
前日まで7連騰していたこともあって利益確定売りが目立つ展開でした。

この日発表された2月の小売売上高は5617兆ドルで前月比▲3.01%と
なりました。
ただ、前月1月の数字が上方修正されたことやテキサス州を襲った寒波
による影響もあって一時的な要因との見方が強いようです。

(米小売売上高とS&P500指数の推移)

足元で相場のかく乱要因となっていた米長期金利も1.60%を挟む展開
でFOMCで銀行のSLR(Supplementary Leverage Ratio)に対する
規制緩和の継続の有無が注目点となっています。

金融政策においてはECB(欧州中央銀行)のレーン理事はきのう、
フィナンシャルタイムズのインタビューで「急激な金利上昇は許さない」
とコメントしており、ECBは中銀預金金利を現行マイナス0.5%と
していますが、ここにはさらなる引き下げ余地もあると述べたこと
をきっかけにユーロが他通貨に対して下落する動きとなっています。

 

◆日米金融政策会合後、再び高値更新へ

今週は日米での金融政策会合があるため、きのうはまだあまりそれが
意識されず日経平均株価は154円高となり、一時は30000円を回復する
場面もみられましたが、本日から週末にかけては金融政策の動向に
注目が向かい、やや様子見機運の強い展開になるとみています。

 

ただ、相場の大局観、方向性に関しては変わらず追加の経済対策、
ワクチンの普及が支えとなり上昇基調であることは変わりなく、
金融政策会合を無事通過していくと再度金利を横目に見ながら
高値を更新してくる可能性が高いとみています。

 

足元では景気回復期待からコロナ禍で相場のけん引役であったグロース
株が売り、バリュー株が買われる向きが台頭してきました。

 

ただ注意しておいていただきたいのが、1年来パフォーマンスで見ると
景気敏感株の代表である米建機大手のキャタピラーはなんと株価は
2倍以上上昇し、アップル、マイクロソフト、フェイスブックなどの
GAFAMと呼ばれるビッグ5をアウトパフォームしているということ
です。

(キャタピラーと他社の1年来パフォーマンス)

 

景気回復局面では景気敏感株が志向されやすいももの、予想PERで
みても
キャタピラー:29.6倍
アップル:27.8倍
マイクロソフト:31.6倍
フェイスブック:24.5倍

と、ハイテク株に肉薄するPER水準まで株価が上昇してきています。

 

あれだけ「割高だったグロース株が売られ、割安なバリュー株が買われ」
とヘッドラインで言われていたフレーズには今昔の感が否めません。

 

それも意識されてかきのうのダウ構成銘柄では キャタピラーやボーイング、
アメックス、ハネウェルなど景気に左右されやすい銘柄群が売られ、
インテルやアップル、マイクロソフト、セールフォースなどのハイテク
関連が買われる動きがありました。

 

米国でこの流れが出てきたということは換言すれば日本株にもこれが起こる
ということです。
足元DX関連で売り込まれていたNRIやオービック、産業用電子部品のキーエンスなど
売り込まれ過ぎた成長性を考えると割安となったグロース株物色への流れが
再び舞い戻るとみています。

 

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